集英社新書<br> トランスジェンダー入門

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集英社新書
トランスジェンダー入門

  • 著者名:周司あきら【著】/高井ゆと里【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 集英社(2023/07発売)
  • 集英社 冬デジ2025!今だけポイント30倍キャンペーン中!(~1/30)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087212747

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内容説明

トランスジェンダーとはどのような人たちなのか。
性別を変えるには何をしなければならないのか。
トランスの人たちはどのような差別に苦しめられているのか。
そして、この社会には何が求められているのか。
これまで「LGBT」と一括りにされることが多かった「T=トランスジェンダー」について、さまざまなデータを用いて現状を明らかにすると共に、医療や法律をはじめその全体像をつかむことのできる、本邦初の入門書となる。
トランスジェンダーについて知りたい当事者およびその力になりたい人が、最初に手にしたい一冊。

◆目次◆
第1章 トランスジェンダーとは?
第2章 性別移行
第3章 差別
第4章 医療と健康
第5章 法律
第6章 フェミニズムと男性学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

55
LGBTQについて話合う機会をもっており、そこでLGBTQに対して基本的な考えをもとうと読んでいる一冊。特にここではその中のT=トラスジェンダーについて詳しくかつ基本的なことが書かれている。「入門」と銘打っているが、非常に多面的な叙述が続き、目を開かされることばかり。まず、一般的なトランスジェンダーの規定としては「出生時に割り当てられた性別と、ジェンダーアイデンティティ(性自認、性同一性)とがことなる人たち」と定義される。そのような人々が、現在の社会でもつ困難や課題、生き方を様々に描き出していきます。2024/06/27

こばまり

44
出版は性別変更の手術要件に関する最高裁判決前。知識が軌道修正、補完され学びが多かった。2人の著者が2ヶ月で一気呵成に書き上げた由。これまでの思いや抑圧が原動力になったものと推察されるが、時に怒りの感情が前面に現れることに評価が分かれるやも。2024/07/10

よっち

35
これまで「LGBT」と一括りにされることが多かった「T=トランスジェンダー」について、さまざまなデータを用いて現状を明らかにすると共に、医療や法律をはじめその全体像をつかむための入門書的一冊。トランスジェンダーとはどのような人たちなのか。性別を変えるには何をしなければならないのか。トランスの人たちは家庭や学校教育、就労といった面でどのような差別に苦しめられているのか。そして、この社会には何が求められているのか。今の社会はトランスの人が当たり前に生きていくことがいかに難しいかということを改めて実感しました。2023/08/02

ossan12345

28
「男の子としてこれからずっと生きなさい」「男の子は男の子らしく生きなさい」の違いを、重大な課題として新たに認識することがてきた。とはいえトランスジェンダーにまつわる課題はまだまだ多い。スナク首相の"A man is a man, and a woman is a woman, that's just common sense."にもあるように、シスジェンダーの我々が未だうまく扱い切れていない面がむしろ最近は目立つ感もある。混迷のLGBTQ入門にうってつけの一書と思う。2023/10/22

ばんだねいっぺい

27
短く深くまとめてある。性別とは、ひとりひとりと人生とじっくり向き合うことなのだと教えられた。ある意味、無自覚に自分の性別を与えられていることを疑問に思わなかった自分を戒めた。労働者として権利が保障されていないなど、そうかということも知った。何かしら、助力したい。2024/02/20

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