- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
ギャンブル依存によって人生の危機に陥った人々のルポを中心に、日本がギャンブル大国になった背景と共に様々な社会問題を考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
90
良書だった。医療系に強い元新聞記者が、当事者、専門家(関谷秀子先生は美人で優秀だけど専門家だろうか)に丁寧に聞いて書いた本。全ての依存症と同じく、ギャンブルを徹底的に取り締まったり、厳罰化するのではなく、適切な治療と回復へのサポートを解としている。あの田中紀子さん全面協力が大きい。病前性格として、負けず嫌い、虚栄心が強いなどはあるがあくまで例。退屈だと思う心に誰でも依存症への扉は開かれている。他の依存症と同じく、家族にさえ隠し通し、自分ではコントロールを失った状態。治療なあ。どうしたらいいんだろうなあ。2024/04/16
ヒデキ
51
一気読みしてしまいました。 40年ほど前にパチンコ屋さんでバイトしていた時に 毎日来ていたお客さんの顔を今さら思い出してしまいました。 仕事を覚えるためと言われてパチンコ初体験から、15年ほど、休みのたびに通っていた日々も思い出してしまいました。 射幸心をあおられる理屈から考えると「スマホ脳」を再読したくなってきました2023/07/20
れい
6
【図書館】パチンコや麻雀、競馬など表側に見える業界だけではなく、闇賭博、野球賭博、海外にあるカジノを利用したインターネット賭博など、落とし穴にハマる人にとってはあまりにもアクセスしやすい状況だということだった。真面目な人であっても、いったんハマってしまえば消費者金融で数百万までふくれあがっても止められない。肩代わりしたところで、繰り返すだけ。依存症は怖い病気だ。一生絶ち続けなければ再発してしまう。2024/06/28
Asakura Arata
6
ギャンブル依存の施設と仕事をしていることもあり、読まないとなあと思って買った。内容はドキュメント体裁。自分としては、ギャンブル等は幻想に近いと思うのでやる気にもならない。そもそも現在人生自体がギャンブルなので。2023/08/27
ぴくみゅう
5
コロナ後までカバーした比較的最近のギャンブル依存事情を記者であった筆者がまとめたもの。スマホ時代のギャンブルはかつての賭け事に比べ、時間も場所も制約がない。確かに。2024/05/01
-
- 電子書籍
- プリンスの宿命〈カラメールの夢物語Ⅲ〉…
-
- 電子書籍
- 吸血鬼ハンター35 D-黒い来訪者 朝…
-
- 電子書籍
- ゼロからわかるマンガの作り方 挫折せ…
-
- 電子書籍
- 死なないカラダ、死なない心 宇宙のエネ…
-
- 電子書籍
- ヒトヒトリフタリ 8 ヤングジャンプコ…