ずるい不動産投資―手間暇かけずに毎月５０万円の家賃が入ってくる築古区分マンション投資入門

著者名：坂本慎太郎【著】

東洋経済新報社（2023/07発売）

• ISBN：9784492733653

内容説明

こんな人にお勧めです！

■できるだけ労力と時間をかけたくない
■できるだけリスクを抑えたい
■地方出身のサラリーマン

＊＊＊

　私は、地方の築30年ほどの築古区分マンションを現金で購入して賃貸に出しています。現在では月に50万円ほどの家賃収入があります。また、声を大きくして伝えたいのですが、私のやり方は、物件購入後はほぼほったらかしでＯＫです。
　本書には、情報収集から、値引き交渉、リフォーム、入居者募集、管理委託、税金対策、売却まで、私が実践しているテクニックはもちろん、私が経験した失敗やトラブルも包み隠さず書いたので、読者のみなさんは、できるだけ最短距離で成功していただけると思っています。

目次

はじめに
Ｐｒｏｌｏｇｕｅ　プロローグ　７つの成功法則！
成功法則１　すべてを費用対効果で考える！
成功法則２　利回り１０％以上を必ずキープ！
成功法則３　交渉して物件を割安に購入する！
成功法則４　客付けが有利な物件の条件を知る！
成功法則５　リフォームは生活できるレベルで十分！
成功法則６　信頼できる業者を見つける！
成功法則７　１０年で初期コストを回収する！
Ｃｈａｐｅｒ１　ずるい不動産投資
０１　ほったらかして利益を出す！
０２　融資を受けずに現金で購入する
０３　外注業者をフル活用する
０４　保険をフル活用する
０５　区分所有マンションに絞る　…ほか
Ｃｈａｐｅｒ２　優良物件を見つけるコツ！
１０　お宝物件を公開情報で探す
１１　利回り１０％以下ならＲＥＩＴを買う
１２　管理費と修繕積立金を見落とすな
１３　自分の地元から攻める
１４　再開発情報にアンテナを張る　…ほか
Ｃｈａｐｔｅｒ３　優良物件を割安で手に入れるコツ！
２０　割安な物件は自分で作り出す
２１　室内写真から売主の状況を推測する
２２　仲介業者は「元付け業者」を探し出せ
２３　２つの書類でリスクを避ける
２４　現地調査は自分が住みたいかどうか　…ほか
Ｃｈａｐｔｅｒ４　最小の投資で最大の家賃を得るコツ！
３０　リフォームのやり過ぎは逆効果
３１　リスクのないリフォームを意識する
３２　リフォームは見栄え優先で行う
３３　流行りの間取りに変更する
３４　必要な作業を分離発注する　…ほか
Ｃｈａｐｔｅｒ５　プロに任せてしっかり稼ぐコツ！
３６　管理はすべて業者にお任せする
３７　一般媒介で優良な業者を見つける
３８　入居付けの広告料は必要経費
３９　バーチャル部屋で客付け力アップ！
４０　家賃保証会社を上手に使う　…ほか
Ｃｈａｐｔｅｒ６　１０年で投資資金を回収するコツ！
４２　出口戦略は１０年で考える
４３　売却価格を下げても利益を出す
４４　現金主義で金利上昇リスクを避ける
４５　コストをかけずに大家感覚を磨く
４６　合同会社を設立して節税する　…ほか
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[織川 希]

★★☆☆☆ 不動産投資の参考書。本書は株式トレーダーの著者が株式投資家の視点を活かした不動産投資を実践する方法を教えてくれる。株式投資は利回りを常に意識するが、それを不動産投資においても徹底していて、10年で初期投資を回収するなど、ルールを確立しているよう。書物として知識が体系的にまとまっているわけではないため、ものすごくためになるという感触は得られないものの、所々に参考になる考え方がある。そのため、これ1冊から多くを得るというよりは、類似の本をたくさん読む中の1冊として位置付けると良いかもしれない。

2024/02/04

[もちお]

500万の自己資金を築古区分マンションに

2024/04/29

[かけだし不動産投資家]

築古区分マンション投資という特に目新しくもないテーマ。タイトルにある通り毎月５０万円の家賃を手にしようと思ったら、現金が６０００万円位必要だと思う。（著者は融資ではなく現金買いを進めているので。）

2023/08/14

[バーベナ]

ローンを組まずにマンション経営する方法。手間をかけない分、必要経費はしっかり払う。こんなやり方もあるんだと面白く読む。よく知った土地、地方でなら可能かも。やってみたいなと、妄想だけは広がる。とりあえず私はリートだわ。

2025/01/28

[aquatales]

築古区分で現金購入しながら、ローンリスクを回避し堅実に積み上げする投資法。残された時間も少ないサラリーマンの自分にとっては融資によるフルローン王道投資などは一度の失敗が致命的になるリスクがあるし、かけられる手間はあまりないいう点でも、著者のメソッドは非常に参考になる。問題は地方での物件探しとなる。不動産バブルの崩壊とは言わないまでも、低下局面はいつか発生すると考えるので、石橋をたたいてたたいて渡りたい。

2024/12/29