100歳で夢を叶える

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100歳で夢を叶える

  • 著者名:木村美幸【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 晶文社(2023/07発売)
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  • ISBN:9784794973726

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内容説明

日本の100歳人口は今や9万人を超えるという。この数は、なんと60年前までの600倍近い。90歳を超えてなお、日々を活き活きと過ごし、周囲に活力と元気を振りまく素敵な「生涯現役」の鉄人たち14名が、いまの関心ごとや取り組んでいる仕事、毎日の食事や暮らし方、この先の夢を語るインタビュー集。

目次
谷川俊太郎(詩人)――僕が愛して止まないものは「秘密」。それを自分の内部でもち続けるのが大切。
道場六三郎(和食料理人)――僕の料理は「遊びと反逆」。そのときそのときでひらめいたものを形にしていくので、どんどん進化していく。
樋口恵子(評論家)――それぞれ違う老いがある。まさに「老いこそ個性的」。みんなそれぞれ、できる部分で付き合っていかねば。
野見山暁治(洋画家)――描いているときりがない。「これでいい」と手放すことができない。描くことが面白いから続けられる。
大村崑(喜劇役者)――足腰が立つ限り、声が出る限り、頭が働く限り、「喜劇役者」として、ずっと仕事を続けたい。
大川繁子(保育士)――何かを始めるのに遅すぎることはない。いつまでもわくわくする気持ちを忘れないこと。
鮫島純子(エッセイスト)――何事にも感謝の気持ちをもって接する習慣をつけると、自然と笑顔になる。日常の心のもち方が最も大切。
室井摩耶子(ピアニスト)――100歳を過ぎた今も、「これでいい」と思ったことはない。「もっと もっと もっと」と思う。「いま」を精一杯生きたい。
玉川祐子(浪曲曲師)――長生きの秘訣は、くよくよしないこと。つらいこと、悲しいことはなるべく忘れて、物事をいいほうに解釈する。
三浦雄一郎(プロスキーヤー・冒険家)――ひとつの頂上に達したら、また次の頂上を目指したくなる。あきらめなければ、いつか夢の頂上に立てる。
杉浦範茂(イラストレーター)――「絵」に間違いはない。絵は自由で、やりたいように描きたいように描けばよい。
暉峻淑子(経済学者)――自分に関係のない出来事なんてこの世には何もない。そのうちのどれを選んで自分のアイデンティティとするか。
渡辺貞夫(サックス奏者)――自分の音を納得できるまで突き詰めていきたい。楽なものって面白くない。好きなことをやっているから夢中になれる。
青木悦子(郷土料理研究家)――これからも工夫しながら精魂込めて、家庭の「真心料理」を後世につないでいきたい。まだまだ感動をみなに伝えたいという情熱がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

59
【そうだ、谷川先生に会いに行ってみよう】と思ったことで、著者の旅は始まる。90歳以上の人生の鉄人14人と会い、今の関心ごとや取り組んでいる仕事、毎日の食事や暮らし方、この先の夢などを訊いたインタビュー集。<本書は、90歳を超えてなお、日々を活き活きと過ごし、周囲に活力と元気を振りまく素敵な「生涯現役」の鉄人たちにお会いしたレポートである。/印象的だったのは、どなたも90歳や100歳といった年齢をことさら意識することなく、ただ通過点として軽々と乗り越え、そして先へ先へと歩みを続けていらっしゃることだ>と。⇒2024/02/13

Roko

34
このインタビュー集に登場する14名はすべて90歳以上の方々です。毎日何かすることがあるということが長生きの秘訣だと言いますが、彼らはやらされてやっているわけではありません。それが好きだから、やりたいからやっています。そして、次にやりたいことを必ず持っています。 昔のようなペースでできないことは、もちろん自覚しています。だから今の自分が心地よいペースでやりたいことを続けていく、それが長生きの秘訣であり、美しい歳の重ね方なのだと感じました。2024/01/25

misalyn

12
Over90の人生の大先輩(本書内では“鉄人”と呼ばれていた)14名へのインタビュー 皆さんお元気で溌溂としていらっしゃることに驚き、イキイキと未来を語る姿にエネルギーを貰いました。今のアラ還世代(私たち)は身体に悪いものを沢山食べているしコンピュータ時代の洗礼を受けているから、長生きは出来ないと思っているけれど…それでも元気に活躍されている先輩が沢山いらっしゃるのは目標となり勇気となりますね。▶︎マイナスの言葉(不平愚痴悪口)は波動が低く心を乱す_φ(・_・メモ2023/11/29

kamakama

8
90代を超え100歳になろうとしても、その歩みを止める事がない、すばらしい高齢者14人へのインタビュー録である。インタビュアーの著者は、私と同年代。彼女もいずれはこういう高齢者の仲間入りをなさる方だろうと思う。相手をリスペクトしながらも、言葉を引き出そうとする気迫が感じられた。14人の先達から学べる事はたくさんあった。その学びを引き出してくださった著者に感謝したい。2024/04/13

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