内容説明
人生という長い旅路を行く大人たちへの祝福に満ちたエッセイ。EU離脱投票が原因で喧嘩になった妻への仲直りタトゥーが思わぬ意味になっていたおっさんや緊縮財政にも負けないおっさんの話など。笑って泣ける21編。第2章では世代・階級等について解説。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』と本書は同じコインの両面だと著者が記す必読書。単行本10万部突破! 解説=梯久美子 推薦文=國分功一郎
目次
第1章 This Is England 2018~2019
1 刺いれ青ずみと平和
2 木枯らしに抱かれて
3 ブライトンの夢─Fairytale of Brighton
4 二〇一八年のワーキング・クラス・ヒーロー
5 ワン・ステップ・ビヨンド
6 現実に みつかれながら
7 ノー・サレンダー
8 ノー・マン、ノー・クライ
9 ウーバーとブラックキャブとブレアの亡霊
10 いつも人生のブライト・サイドを見よう
11 漕げよカヌーを
12 燃えよサイモン
13 ゼア・ジェネレーション、ベイビー
14 Killing Me Softly─俺たちのNHS
15 君が僕を知っている
16 ときめきトゥナイト
17 Hear Me Roar─この雄お叫たけびを聞け
18 悲しくてやりきれない
19 ベイビー・メイビー
20 「グラン・トリノ」を聴きながら
21 PRAISE YOU─長い、長い道をともに
第2章 解説編 現代英国の世代、階級、そしてやっぱり酒事情
I 英国の世代にはどんなものがあるのか
II 英国の階級はいまどういうことになっているのか
III 最後はだいじなだいじな酒の話
あとがき 風雪ながれUKを生き延びること
文庫版あとがき
解説 梯久美子
感想・レビュー
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葵
九曜紋
Ryuya Matsumoto
miu
ランフランコ