内容説明
泣いた! 笑った! 感動した!
全世界で累計800万部の国民的ベストセラー!
文庫刊行20周年記念の決定版!
ばあちゃんの言葉をもとに、島田洋七が作った詩も収録!
昭和三十三年、広島から佐賀の田舎に預けられた八歳の昭広。そこでは厳しい戦後を七人の子供を抱えて生き抜いたがばい(すごい)祖母との貧乏生活が待っていた。
「うちは明るい貧乏だからよか。自信を持て。うちは先祖代々貧乏だから!」。
黒柳徹子、ビートたけしも感動。映画、テレビドラマ、舞台も大ヒット!
世界各国で翻訳され、全世界でシリーズ累計800万部の超ベストセラーとなった作品の新装版に、いまだ文庫化されていなかった『がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉』を収録した決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうやん
15
探していたら、ちょうど最近文庫版が再販されたようで。広島の親元を離れ、佐賀で祖母と暮らすことになった作者。その小学校2年生から中学3年生までの物語。祖母や周囲の人に支えられながら成長する作者。人との出会いそして別れ。大きな感動を覚えた。そこには戦争の爪痕もなお。2023/07/17
安土留之
2
いやぁ、すごい本です。感動しました。がばいばあちゃん、清貧のなかで生きる哲学者みたい。ばあちゃんの物語であるとともに、著者の成長の物語。そして、昭和のしたたかで優しい庶民の物語。 昭和は遠くなりにけり・・・。2024/03/08