内容説明
東京から大阪の夫の実家近くに引っ越し、関西のノリについていけず疲れ果てた沙由美。モデルの仕事を餌に、詐欺師まがいの男にマウントされる華。ネグレクト育ちで転売ヤーとして荒れた生活を送る達也。大阪は岸和田のおばちゃん・小畑とし子が追い詰められた人々を勇気づける、抱腹絶倒&ちょっと涙のヒューマンドラマ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
78
感想を読んで→図書館予約→直後に貸出→読了 楽しかったし泣かされたしちょっとうらやましい。自分の生まれは中部地方で西にも東にも中途半端だけれど、気質は少々西向き。「大阪のおばちゃん」の足元にも及ばないけど、甲子園球場で全く知らないおじさんやおばちゃんに声かけられても全然嫌じゃなかった。おじさんにはスマホで写真撮ってもらい、おばちゃんとは8マンの悪口に花を咲かせた。この物語の主人公の「大阪のおばちゃん」はタレント活動してる主婦。抱えるものはシビアで厳しい。けどね、明るくて元気いっぱい、みんなを幸せにするよ。2024/02/25
Shoji
33
絵に描いたような大阪のおばちゃんが主人公のホロリとさせる人情活劇。おばちゃんは、煩くてお節介焼き。もちろんアニマルプリントをフルコーデして泉州弁。そんなおばちゃんが嵐のようにやってきては、やんちゃくれの若い衆、元気をなくした同級生らにカツを入れて行きます。とても爽快な物語。恐いもんなしのように見えるおばちゃんだが、悲しい過去と現実を持っていました。ホロリときましたよ。私は「オカン最強説」が持論です。結婚式のスピーチも「オカン最強説」です。この本に出合って、オカン最強説が確かな考えであることを確信しました!2024/02/27
to boy
31
前半は大阪のおばちゃんのおせっかいで人助けをする話でちょっと飽きてきた後半からはおばちゃんの家族の話になってグイグイ引き込まれていきました。岸和田のだんじり祭りの中で繰り広げられるおばちゃんの息子とその友達の話にはお笑いと涙が止まらず。ドラマにしたら良さそうな話。何事にも前向きな大阪のおばちゃんにいつか会ってみたい。2024/05/24
JADE
22
大阪弁に限らず、西日本の言葉っていいなって思う。「おばちゃんにゆうてみ?」って言われたら「ん、実はね」ってなりそうだし、「おばさんに話してみて?」って言われても「また今度」ってなりそう。いや俺だけかもしれないけど。コテコテの“大阪のおばちゃん”が主人公。ド派手でズケズケしゃべくり散らす小畑とし子サンが、生き方に迷った人の背中をドォンと押してくれる5篇の短編集。何かに行き詰まっったとき、へたに遠慮されたりチクッと皮肉を言われたりするより、こうやってズケッといわれた方がすっきりするかもなと思った。☆3.52023/11/28
み
20
ジャケ読みした作品、この作家さんの作品?と思う空気でした^ ^義母が、こてこての大阪のおばちゃんなので、とし子さんの姿が、脳内変換されてました…。2026/06/12




