内容説明
幼い頃から持病の喘息によって常に「死」の影に脅かされてきた著者は、24歳の時に尊敬する父親を自死という形で喪う。死を怖れながら、どこかで死に惹かれ、死の世界を探究しつづけた結果、亡くなった人たちが唯一願っていることが、この世に残された自分の幸せであることを発見する。著者がたどり着いた「いつ死んでもいいと思える」生き方とはどんなものか？ 読むと、なぜか力が湧いてくる「死」の話が満載！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梨愛
3
「死ぬのって怖いの？」自分自身の死生観がどうやら他とズレてるらしいことに気づけた😅 誰かを見送るのは寂しい気もするけど、そもそも変わらないものはないわけで…、私自身は見送った人たちはパラレルワールドにいて会えないだけくらいに思ってるし、想いはずっと生きてると思ってるので「ですよね」と思いながら読了。2024/02/01
