内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
自然権としての「学ぶ権利」を起点とし、個性の伸長を通して人間の全面的発達を目指す人格主義の国民の教育権論。憲法26条の「教育を受ける権利」を「学習する権利」と捉える教育権論、人間形成の営為を政治的多数決で統制し得るとする国家の教育権論に疑問を呈し、その再検討を問う力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mokohei
1
宗像や堀尾の「教育」の定義に対する批判があるが(p5)、これは全く適当な議論ではない。中谷は中立性を装った「教育」の定義付けに意味があると考えている節があるが、本書のスタンスを考えば、そのような中立性は全く機能しておらず、その有用性が立証できていない。 同じように、宗像、堀尾の「教育」の定義は価値にコミットしすぎており、デファクト・デジュレを混同しているともいうが、この主張も断片的な「教育」の定義の言及だけでそれが指摘できていると言えないだろう。堀尾も宗像もこの点を立証するには論文一本でも足りないと思う。2026/04/21




