人はどこまで悪魔になれるか

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人はどこまで悪魔になれるか

  • 著者名:柳内伸作【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • アドレナライズ(2023/07発売)
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内容説明

人類は残酷さにおいて比類なき、この世の魔王である。平和な日常的社会では到達できない特異な状況、極限状態に追いつめられたとき、人間の奥底にある本性の部分が見えてくるものである。真理を見つめる者はここからも目をそむけてはならない。人間が犯してきた数々の残虐な行為をふり返りながら、あらためて、人間とは何かを考えてみたい。(「はじめに」より)
 現代ニッポンの悪辣犯罪から、戦国時代の恐るべき風習、中国皇帝の暴虐、アジアやヨーロッパ、世界大戦での戦争犯罪などなど……過去に実際に行われた無恥・冷酷・卑劣・残虐行為の数々を全80問のクイズ形式にて検証する。

PART1 日本編
PART2 アジア編
PART3 ヨーロッパ・アメリカ編

●柳内伸作(やない・しんさく)
ノンフィクション作家。1947年、福島県生まれ。東京経済大学卒業。1972年、陸上自衛隊調査学校心理戦防護課程(陸軍中野学校の後身)を修了。防衛庁陸幕調査部の情報工作官として国外情報を収集後、戦略情報を分析、その後陸上自衛隊富士学校の研究員として教範を作成、次いで陸上自衛隊高射学校で戦史教官を務める。1992年、『週刊文春』に投稿のクーデター小論で免職に処され、提訴。政府は自衛隊がクーデターの教育をしていると認めた上に、裁判所も自衛隊はクーデターの研究・教育をしている事実は認定したが最高裁で敗訴。