ポプラ文庫 日本文学<br> セゾン・サンカンシオン

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ポプラ文庫 日本文学
セゾン・サンカンシオン

  • ISBN:9784591178508

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内容説明

アルコール依存症の母親をもつ柳岡千明は、退院後の母親が入所する施設「セゾン・サンカンシオン」へ見学に行く。そこは、さまざまな過去を抱えた女性たちが共同生活を行いながら、回復に向けて歩んでいくための場所だった。迷惑をかけ続けられた母親に嫌悪感を抱く千明だが、入居者のひとり・パピコとの出会いから、母親との関係を見つめなおしていく――。人間の孤独と再生にやさしく寄り添う感動作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

63
何かしらの依存症により、全てを失った女性たちが再出発できる施設、セゾン・サンカンシオン。短編だけど、その間にサンカンシオンの指導員、塩塚美咲の現在から過去の話が挟まれる。ここの指導員も全員、何かしらの依存症に悩まされていた過去を持つ。10年以上絶っていてもまだまだ依存からは抜けきれない。その先に待つ地獄を知りながらも手が止まらない。依存症の恐怖を再認識させられる話だった。2026/05/18

coco夏ko10角

18
何かの依存症になったことがある女性たちが暮らす施設「セゾン・サンカンシオン」短編集。最初の婦人科の場面で「あれ?前川ほまれさんって女性だっけ?男性だと思ってた」となったが、男性だった。診察の様子が自然だし感情がリアル。どの依存症も、本人も家族も大変だ。どのお話も実際のページ数より長く感じる、登場人物たちの人生の断片が詰まっていて濃厚。特に『葡萄の子』はひとつのドラマのよう。 『バースデイ』のラスト辛い…。前川ほまれさん、描写も余白の使い方も上手くてやっぱりいい作家さんだよなぁ。2026/03/17

ichi

11
【図書館本】アルコール依存症やギャンブル依存症、薬物依存症など依存症という病気を持った人たちのストーリーの短編集。話が続いている短編もあり。誰でもなる可能性があるに病気なだけに、他人事ではない気持ちで読んだ。2024/02/24

あい

3
家族に依存症がいたので、思い出しながら興味深く読んだ。情けないとか思わなければよかったな、依存症と関わる全ての人に読んでもらいたい。2025/12/11

JUN

1
道を誤ったわけではなく、道を変えただけ。2025/05/28

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