内容説明
生きていると、ふしぎが向こうからやってきて、人生に彩りを添えてくれる。
ある日、恩師から譲り受けた「志賀直哉の名刺」。
そこには思いがけない巡り合わせの物語があった――。
島根県出雲市・源光寺の住職がつづる、いのちに寄り添う自伝的エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
joyjoy
9
住職であり、認定こども園の園長である著者のエッセイ。学生時代の恩師から、野尻抱影、志賀直哉へとつながっていくエピソードのなかに、八雲のことにも触れられていたのが嬉しかった。仏教における「善知識」という言葉には、「よき友、…教えを説いて仏道に入らしめる人。人に生まれてきたことの真の意味を教えてくれる人」といった意味があるとのこと。『歎異抄』のなかでは「よき人」とも。エンデの「モモ」を大好きな作品と語る著者は、「私にとってモモは、大切な「よきひと」である」と。自分にとっての「よきひと」は?と考えてみたくなる。2025/03/04
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