内容説明
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不登校や登校しぶりの子を持つ親に向け、子ども、学校との向き合い方をサポート。子どもの悩み、親の悩みへの具体的なアドバイスから、学校や社会の機関などとの相談の進め方、進路の選択肢とその時々にできること、不登校とかかわりの深い病気などについて、イラストを交えてていねいに解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きゅー
7
夏休みも終わりのこの時期になると、ニュースなどで不登校が取りあげられる機会が増えた。本書は、そうした不登校や登校をしぶる子どもへの対応をまとめた一冊となっている。サブタイトルに「親子によりそうサポートBOOK」とあるが、中身はそういうわけでもない。おそらく著者が行政側の立場にいたためか、学校は正しいという論調が目立つ。例えば「つらそうでも登校を続けるべきですか?」というページでは、”つらさの原因は学校にある場合もあれば、家庭にある場合もあります”と書いていながら、その後は家庭での問題のみを取りあげている。2023/08/28
白としろ
2
基本は、見守ること。挨拶の声かけは、欠かさずする。子どもが期待を感じて、重荷にならないように、普通に接する。普段通りに食事を作ってあげる。 2024/06/02
luckyair
2
不登校や登校渋りについて大方のことが網羅されているという印象。ただし、あくまで記述的な内容。渦中にある人というよりは、基本的な知識をゼロから知るためにはいいかも。★★★2023/11/26
沼田 祐也
1
教育に携わる者として、広く浅くではあるが知ることができた。保護者や子どもの事前や初動の相談の際に伝えられることもあり、目を通してよかった。 2023/09/11
BluesGilimeno
0
不登校だった子どもの数は過去最高となり、30万人程度、小学生の3%程度のとのこと。しかも前の年から22%も増えている。近年の急速な増加は、コロナの問題で生活が変わり、学校で友達が作りにくい、学校に行きたくない子どもが増えたためだという。あまりにも大きな問題で、国も市町村もなんとかしようと動いている。学校もそれなりには変わってきたのだろうが、時代に合わせて変わっていく必要もあるのだろう。歩くという字は少し止まる、と書く。少し止まることで、見えてくる景色や世界もあるという。2023/10/09