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内容説明
小さな会社の経営者、これから起業をしようと考えている方に必読の書。
これまでの常識なら、創業者は会社をつくるとき、
会社を大きくすることを目標としていました。
しかし、これからは違うと断言できます。
人口減少に伴い、消費が減り、
経済規模がこれからも小さくなっていく時代です。
右肩上がりの計画を立て、たくさんの従業員を雇い、
どんどん大きくしていくということは難しいでしょう。
だからこそ、一人でできることをやり、
地道に稼いでいくというのがいい方法なのです。
当然、これまで存続してきた大企業も売り上げが減り、
人を減らさざるを得なくなります。
このような時代において、
大企業からあふれた人は自分の力で食べていくしかありません。
本書の著者は、税理士・経営コンサルタントとして、
ずっと極小会社(ひとり又は2、3人でやっている会社)のことを研究し、
実際に税理士業で携わり、
自らも1人会社を10年以上運営してきました。
その中で、「一人で経営していく場合の必勝法」を編み出したのです。
本書ではその必勝法を余すところなく公開しています。
会社を大きくせずに、一人で経営することのメリットがわかり、
ムリのないや先を見通した経営計画の立て方と心得を説きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
65
★★★★★生産年齢人口の減少。AIなどの技術革新──持続的な右肩上がりの経済成長にはいつか限界がくる。その中で、会社をあえて大きくしないで小さく商いをする「1人経営」を推進。経営に対しての固定概念を良い意味で崩してくれる。これから独立開業を考えている方には刺激になる本ではないだろうか。私も残りの人生は、シフトチェンジしてみようと思う。【印象的な言葉】緩やかな衰退を前向きにとらえ、「成長しないと生きていけない」という生き方を捨てる。2018/08/10
小木ハム
19
1人経営のススメ。未来の年表で言われていた"計画的に縮小していく"に沿うひとつの方法じゃないでしょうか。人口が減って消費が減っていくのは目に見えていて、そんな状況で前期比○%という成長目標を立てるのは懸命だろうか。成長力よりも『縮小力』の方が大事なんじゃなかろうかと。経営数字は家計と一体となって考える。家計においては給与を税金、生活費、将来への投資に均等3分割。経営においては粗利金額を役員給与4、経費4、利益2に分配する。基本的に額面給与の3分の1が税金と社会保険に持って行かれると思っていればいい。2019/06/16
uD
19
人口減少に伴い、消費が減り、経済規模も縮小していくこれからの日本において「会社を大きくしようとするのは間違いである」「それにさ、たった1人で大企業以上の粗利(1人当たりの粗利)を稼ぐのってかっこいいじゃん?」と半分冗談を混じえつつ“1人経営”の魅力とノウハウについて語ります。 「大企業だからこそ厳しい時代になる」「経営者は自分にしかできない仕事以外はすべて外注しよう」などの記述に言い過ぎ感を抱きつつも、全体としてはとても勉強になりました。 個人と会社の資産は分けつつも連動させて考えるべきである話に大納得。2019/01/04
Makoto Nakagawa
18
なるほど、やはりそうか。日々感じてた事に裏付けがなされた気分。かなり参考になった。2018/04/06
ほじゅどー
13
★★★成長期のサラリーマンモデルはすでに崩壊している。健康であれば、少ない報酬でも仕事をしながら楽しんで生きていける。1人経営においてはビジネスをどんどん変えていってもいい。また「お金」「仕事」は割とどうでもいい。残りの人生○十年をどうやって生きるか、長い目で視野を広く持ち、俯瞰する。人生はいかに幸せな時を長く過ごすかということが大事であり、そのためには仕事からくる過度のストレスや悩みはなくすべき。まず何歳まで生き、何歳まで働くかを決め、次に、仕事を辞めてから死ぬまでにいくらお金がかかるかを計算する。2021/04/29
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