新田義貞物語

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新田義貞物語

  • 著者名:永峯清成【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 彩流社(2023/06発売)
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  • ISBN:9784779129049

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内容説明

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時代の変わり目に棹さした武将の葛藤!

新田義貞は後醍醐天皇の幕府追討の令旨により挙兵、分倍河原・関戸合戦を経て、鎌倉攻めへ。自然の要害によって守られる鎌倉攻略に手こずるが、稲村ヶ崎の干潮を利して鎌倉に突入、幕府を崩壊に追い込む。そして建武の新政権下における京都での様々な政治的駆け引きのなかで足利尊氏との確執が深まる。やがて尊氏追討の総大将として出撃、鎌倉に向かういくつかの合戦には勝利するも箱根・竹下の合戦で敗北し、京都に戻るが尊氏勢の追撃によって一時都を追われる。しかし奥州の北畠顕家勢の加勢によって奪還、逆に尊氏は九州まで敗走する。だが、態勢を立て直した尊氏勢は再び京を目指して進軍。政治の思惑が渦巻く都にあって迎え撃っべく義貞と楠木正成は出撃するが、湊川の合戦で正成は戦死、貞義は敗れて近江東坂本に撤退する。京に入った尊氏は後醍醐天皇と和睦。義貞は恒良親王、尊良親王を戴いて北陸・金ケ崎城に入るも孤立無援のなかで憤死していくのであった!尊氏・正成の狭間で戦いぬいた悲運の生涯と心奥を描く太平記ロマン!

【目次】
決起の章 京都大番役 挙兵 鎌倉攻め
治乱の章 護良親王騒動のこと 都に が 洛中合戦図 正茂の企み
落日の章 白鹿元年 北国の日々 嗚呼燈明寺畷
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日の丸タック

24
地元群馬に『上毛カルタ』なるものがあり、群馬の名所・旧跡や偉人を綴り、大人から子供まで広く県民に愛され地元愛を喚起するものがある。 その中で『れ』の読み札は『歴史に名高い新田義貞』である。しかしこの読み札と共に県民に親しまれた勇ましい武将姿の新田義貞も、その詳細を知る者はそれ程多くはないのか…?かく言う自分もいつの時代に存在したかも定かではなかった… 『極楽征夷大将軍』の直木賞受賞に伴い地元の偉人の物語をも手にとった。歴史に翻弄され後醍醐天皇に振り回され、足利尊氏の不甲斐なさを知るにつけ…評価がふらつく?2023/10/09

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