内容説明
あらゆる物質は元素で出来ており、生物も例外ではない。たとえば、人間の身体を構成する元素は、酸素、炭素、水素、窒素で体重の96%以上を占めるが、これらの元素を組み合わせたところで人間(生命)をつくることはできない。ある天文学者によると、地球に最初の生命が偶然生まれる確率は「竜巻が廃品置き場を通り過ぎたあとに、ボーイング747ジャンボジェット機ができ上がっているのと同じ確率」だという。生命はどうやって生まれたのか。元素はどのようにしてつくられたのか。あらゆる生物の中で、なぜ人類だけが文明をもつに至ったのか……元素が果たす役割から、生命誕生の奇跡と、人類進化の謎に迫る。
目次
はじめに
第1章 元素と生命の関係
第2章 元素の誕生から、地球の形成へ
第3章 元素と生命の誕生
第4章 元素で知るサピエンス史
第5章 元素が人類を進化させる
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はやひで
2
元素をみれば何があったか想像もできる。そもそも元素は長い年月をかけて形を変えてぐるぐる回ってる、いわば輪廻。石油も人も二酸化炭素も元は同じ。バランスは大事だ2024/11/14
ソフトバンク
1
アメブロに書きました https://ameblo.jp/softank/entry-12867409774.html2024/09/09
とっく~。
1
生命はどうやって生まれたのか。元素はどのようにつくられたのか。あらゆる生物の中で、なぜ人類だけが文明をもつに至ったのか。元素に着目し、生命の起源と人類文明誕生の謎について考察している本です。 生命が誕生したメカニズムについての最新の説や、生物の進化は自ら最適になることを考えているわけではなく、「可能なことを試しているでけ」つまり進化はでたらめに起きているという考えはなるほど!と思い印象に残りました✨2024/12/25
天麩羅
1
断片的な情報から生命史を紐解いていくのは名探偵のようだ。不思議なことが、確かな理由で示されるのは映画のようでもある。2024/10/01
Taq Asaq
0
タイトルからは、元素の化学的な性質が生命進化にどう関係したかを細かく書く内容かと思ったら、実際の中身は、宇宙開闢から生命誕生と進化、人間の技術革新までを、どかーんとまとめた途方もないものだった。元素の話を出発点に、物理学から果ては倫理学までも含む内容。そもそもこのページ数では「さわりのさわり」すら書けない話だろうが、筆者の大筆な書きぶりに乗せられ、気づいたら一気読みしていた。現在の生物の繁栄について、「生物は考えない」という言葉が繰り返されていた。進化とは、遺伝子のランダムな変化の結果に過ぎないんだよね。2024/08/22




