内容説明
一帯一路構想のあくなき追及、日本の領海・領空に対する侵犯…。中国の政治戦に関する考え方と、中国の政治戦が引き起こしている米国および各国の国内・外の安全保障体制・態勢を大きく揺るがす弊害を、実例をあげて分析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つわぶき
7
「戦わずして勝つ」即ち戦闘無くして自らの政治的意思を完徹するために、中国(中国共産党)がどの様な政治工作を実施し、どの様な成果を得ているのかを論じた本。タイと台湾を例に挙げ、中国が公然・非公然及び合法・非合法の各種手段を用いて対象国の意思決定を中国に有利なものとならしめるべく注力していることに驚かされる。対して、米国は冷戦終結以降、政治戦能力を喪失し、中国に比して影響力を及ぼせていないのが現状である。そして、我々もまた中国のその様な活動の影響があるであろうと思うと、複雑な感情を抱かずにはいられない。2023/07/12
インチ気になる
0
移民問題の「メインエネミー」として中国の世界覇権のやり方の一例として米国からの視点で政治戦とはどういうものか、どれだけ各国に浸透・侵略しているか。日本の現状に照応してみると、自分の日常が欺瞞に満ちたメディア洗脳に彩られ、曖昧な視点しか持てなかった理由であったのかもしれず政治に無関心になるべく操作されていたようにも思える。中国の政治戦を知れば知るほど、貪欲に世界を吸収していく赤い龍に飲み込まれていく恐怖が危機感を煽る。2025/08/15
Tatsuhiko
0
あまりにも訳がひどい。最初の監訳者からして一度も読み返したり校正したりしてないのが分かるほどいい加減な文章。この分野に関心があり、かつ英語が分かる人なら原文ではこういう意味かと推測しながら何とか読めると思うが、そうでない人には決してお勧めできない。2023/08/31
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