病室は、教室だった。 僕が医療の現場で学んだこと

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病室は、教室だった。 僕が医療の現場で学んだこと

  • 著者名:五十子大雅【著】
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  • かざひの文庫(2023/06発売)
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  • ISBN:9784867230954

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内容説明

本文「はじめに」より
僕の母校の慈恵医大の建学の精神に、
「病気を診ずして病人を診よ」
という言葉があります。
病気そのものを診るのではなく、その人自身を診よ。病気だけに目を向けていては、本来の医療はできない。
人それぞれ、悩みもあれば夢もある。生きてきた人生も違えば、背負っているものも違う。
病気を治すことは大事だけれど、病気を治しただけでは幸せにはなれません。
「ほんの少し考え方を変えるだけで幸せに生きられるんだよね」
僕は医療現場という教室で、そのことについて学びました。
気持ちの持ち方一つで変わることって、たくさんあると思います。
ほんのわずかなところに幸せって一杯転がっていると思います。
でも、そのことに気づいていない人が多いのです。
僕は一人でも多くの人に「楽しいよね」「幸せだよね」と感じられるような生き方をして欲しい。
この本を通して、少しでもそのためのサポートができればと願っています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みじんこ

7
著者の先生には家族がお世話になった。患者さんはじめ様々な人たちと出会い、失敗も経験して(事例を正直に書いている)学んだ上で今も努力・勉強を続けることで、周囲のスタッフにも良い影響を与えていると思った。医学の進歩にも合わせるべく、医師の勉強は生涯続くのだと思う。個人的には薬が体に取り込まれる過程、腸内環境、血流、精神状態の話が特に印象に残った。動物実験の犠牲の上に薬があるという話と合わせて、もっと感謝して飲もうと思った。最初に紹介された慈恵医大の建学の精神「病気を診ずして病人を診よ」を実践していると思う。2025/08/13

まっちゃちゃん

0
世田谷区経堂で、糖尿病・甲状腺の専門医・内科医として開業している五十子先生の話。研修医時代や患者さん、家族から学んたことを語る。 公明正大で、やると決めたら必ずやりとげる五十子先生。そのひたむきさは本当に尊敬に値します。これからも、人を幸せにする医療を究めてほしいと思います。2022/08/27

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