わが町を知ってもらうなら! 北海道の図書館員が薦めるブックガイド

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わが町を知ってもらうなら! 北海道の図書館員が薦めるブックガイド

  • 著者名:加藤重男/野口武悟/青木竜馬
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 中西出版(2023/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784891154189

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内容説明

ようこそ、北の「知」の館へ!

広大な北海道には、地域の特色を活かしたユニークな図書館がたくさんあります。
今回、道内の図書館・図書室に「わが町を知ってもらうなら!」というテーマで本の紹介アンケートをお願いし、170市町村から寄せられた208タイトルの回答を編集。さらに現地を訪れ取材した26館のインタビュー、書店や図書館・教育関係者などから寄せられたコラムを掲載しました。

多くの情報が手元の端末で手に入る今の時代に、その土地を知るために読んでほしい「本」を図書館員の言葉で紹介。ご当地の図書館・図書室を巡り、「そこにしかない本」に出会う旅へと誘う、「ブックツーリズム」の媒介ともなる一冊です。

目次

はじめに
空知
図書館が協力し合って、一緒に、元気に! 滝川市立図書館
コンパクトで住みやすい町ですよ 沼田町図書館
ブックガイド
コラム 氷室冴子青春文学賞創設と図書館 元岩見沢市立図書館 杉原理美
石狩
図書館は魔女の館? 札幌市中央図書館
チラシやポスターからの情報 石狩市民図書館
ブックガイド
コラム1 幸せのおすそ分け 恵庭市教育委員会 黒氏優子
コラム2 地域とコラボした小学校の学習レポート! 恵庭市立和光小学校 井上陽子
後志
小樽図書館とコラボしませんか? 市立小樽図書館
ラベンダーご自由にどうぞ! 蘭越町花一会図書館
ブックガイド
コラム 電子図書館と旅する男 札幌市中央図書館 淺野隆夫
胆振
見て!見て!見て! 苫小牧市立中央図書館
地域おこし協力隊の底力 豊浦町中央公民館図書室
ブックガイド
コラム1 「炭鉄港」と室蘭の鉄道 室蘭市教育委員会 谷中聖治
コラム2 みんなが持ち寄る「まちライブラリー」 まちライブラリー@ちとせ 古谷 綾
日高
レ・コードと音楽によるまちづくり 新冠町レ・コード館図書プラザ
文化・芸術がまぶしく光るまち 浦河町立図書館
ブックガイド
コラム 馬のまちにある図書館 日高町立門別図書館郷土資料館 只石美由紀
渡島・檜山
幕末からの歴史を後世につなぐ 函館市中央図書館
ブックガイド
コラム 佐藤泰志と函館の思い出 いわた書店 岩田 徹
上川
旭川といえば? 旭川市中央図書館
美瑛つながりラボ 美瑛町図書館
走れ!エホンキャラバン179 剣淵町絵本の館
ブックガイド
コラム アイヌ民族を知らない子どもに知ってもらう絵本 こども冨貴堂 山本公美
〔解説〕 「図書館」「図書室」「図書コーナー」等の違いについて
留萌
留萌図書館と三省堂書店は二人三脚 市立留萌図書館
ブックガイド
コラム 「北方資料」の収集はみなさんと共に 北海道立図書館 宮本 浩
宗谷
樺太への思いを大切に 稚内市立図書館
町民の娯楽 BOOK愛ランドれぶん
ブックガイド
コラム 離島で本を○○する~利尻島での本の複業 淡濱社 濱田実里
オホーツク
心の赴くまま自由に 北見市立中央図書館
オホーツク海に面した知床半島の町 斜里町立図書館
書物で置戸を知るための4つのアプローチ 置戸町立図書館
ブックガイド
コラム1 地方資料のすごみ~網走市立図書館の場合~ 網走市立図書館 永吉くみ
コラム2 滝上町とふたりの作家 滝上町図書館 辻めぐみ
十勝
十勝食料自給率1339%! 帯広市図書館
「わが町を思わせる1曲」で企画やりませんか? 芽室町図書館
ブックガイド
コラム1 唯一無二の本棚「北の本箱」 幕別町図書館 民安園美
コラム2 私が薦める十勝を知ってもらうならこの1冊! ザ・本屋さん 高橋智信
〔インフォメーション〕 僕たち『グラブを本に持ちかえて』も、すごいんです!
釧路
文学館を併設した図書館への誘い 釧路市中央図書館
釧路湿原を図書館バスが走る 標茶町図書館
ブックガイド
コラム 公共図書館が育むシビックプライド 一般社団法人北海道ブックシェアリング 荒井宏明
根室
北方領土返還要求運動原点の地 根室市図書館
『地平線の見える街』 中標津町図書館
ブックガイド
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

12
北海道に長期赴任で滞在中。稚内市立図書館の書架に飾ってあるのを思わず取った次第。本年刊行の新刊ホヤホヤ。広大な北海道は知らないことが多い。不勉強でそもそも14総合振興局で区画されていることすら知らなかった。しかも「胆振」は「北海道東部胆振地震」で読めたが、初見で「空知」や「留萌」は迷う。他にもアイヌ語由来の「音威子府(オトイネップ)」や「名寄(ナヨロ)」等、半濁音や表外読みがあり、本州とは異なる地域性を感じる。地名と場所が一致し、土地勘が養われただけでも読んだ価値があるような気がする。流し読み読了。2023/08/27

おはなし会 芽ぶっく 

12
北海道の図書館にしか蔵書していないかも?貸し出しも可の図書館と不可の図書館があるようです。わが町の絵本の館も紹介されていました。他にも知り合いの名前があって嬉しい!皆さん地域に根づいた活動をされています。2023/05/13

清掃員·D

6
「図書館員」とは。 ローカルでマニアックな本がたくさん紹介されています。 其々、個性溢れる紹介も楽しい。2023/04/28

decomo

4
インタビューされている人達にかつての同僚たちがいたのがとても嬉しくて。活躍されているんだなぁ。図書館好きのややニッチな本ではあるけれど、興味深いです。各地の図書館おすすめ本が、広報誌っていうのはうーん!どうよ。と思いましたけどね。それぞれ特色があって、北海道は今更ながらデカいと感じました。2023/06/07

かんな

2
老舗のお菓子屋さんの社史や全国で有名になったダイナソーだったり(-.-)2023/07/15

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