集英社文芸単行本<br> 流れる島と海の怪物

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集英社文芸単行本
流れる島と海の怪物

  • 著者名:田中慎弥【著】
  • 価格 ¥2,145(本体¥1,950)
  • 集英社(2023/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087718379

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内容説明

母に連れられた大きなお屋敷で、朱音(あかね)と朱里(あかり)という二人の神秘的な姉妹に出会った。母はなぜ「俺」を姉妹に会わせたのか。それは、母の姉である福子から聞いた、自分の出生にまつわる信じられないような秘密と、朱音たちの母の故郷である「流れる島」にまつわる悲しい神話に結びついていた――。

衝撃の『共喰い』から10年。再び下関を舞台に仕組まれた、濃密な家族と血をめぐる、少年と少女の鮮烈な神話。最新長編小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

148
田中 慎弥は、新作中心に読んでいる作家です。半分私小説でしょうか❓壮大なファンタジーでした。https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/nagareru-shima/2023/07/22

花林糖

16
図書館本。小説家の故郷には不思議な島「流れる島」があるという。下関を舞台にした濃密な家族と血をめぐる、少年と少女の悲しい神話。物語の中に入っていけず流し読み。残念。2023/09/11

田中峰和

5
田中自身、4歳のとき、父を亡くし出身も下関で、まるで私小説を思わせる設定。視界不良のせいで小倉から長崎に目標が変わり原爆投下されたのを、草野球の最中に父親が急死したのと比較される。ファースト守備の父がファーストフライを取り損ねたのが原因のようだが、センターフライなら父は死んでいないと述懐。さらに壇ノ浦での安徳天皇の入水自殺まで出てくる。父の死は個人的には大きな事件だが、新聞にも載らない小さなもの。地方として起こる暮らしは極めて小さなものだが、多くの声を多発的に混交するスタイルで神話的な物語が紡がれる。2023/12/17

takao

4
ふむ2024/05/11

ムーミンママ

3
難しい作品。。理解は出来ていない汗2023/09/04

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