動物園を100倍楽しむ! 飼育員が教えるどうぶつのディープな話

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動物園を100倍楽しむ! 飼育員が教えるどうぶつのディープな話

  • 著者名:大渕希郷
  • 価格 ¥2,178(本体¥1,980)
  • 緑書房(2023/06発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784895318907

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内容説明

動物園関係者だからこそ語れる動物たちの意外な姿や、
展示へのこだわり、取り組んでいる課題など、
ガイドブックでは知ることができないディープな情報が満載!

動物園の人気者51種の基本的な生態はもちろん、「柵がなくてもスローロリスが逃げないのはなぜ?」「自らすすんで“体重計に乗る”、“採血に協力する”動物たち。ハズバンダリートレーニングとは」「パンダの便の量は20kg!?」「害虫サシバエと飼育員の果てしなき戦い」「蹄をもつ動物のくらす床は材質が超重要」「カモシカが1頭で飼育されている理由」といった、マニアックな情報まで紹介。

ディープでマニアックな話題を取り上げながらも、豊富な写真とやさしい解説で、子どもから大人まで幅広く楽しめる一冊。

読めばきっと動物園に行きたくなる&動物園がもっと楽しくなる!

【目次】
まえがき
本書の使いかた

第1章 アメリカ大陸にすむなかま
オオアリクイ/マタコミツオビアルマジロ/ボリビアリスザル/アメリカビーバー/カピバラ/オグロプレーリードッグ/アメリカバイソン/アルパカ/シンリンオオカミ

コラム:動物園の社会的役割

第2章 北極圏にすむなかま
トナカイ/ホッキョクグマ

コラム:世界の動物園と日本の動物園

第3章 アフリカにすむなかま
ニシゴリラ/チンパンジー/クロサイ/ヤマシマウマ/アフリカスイギュウ/カバ/オカピ/アミメキリン/チーター/ヒョウ/ライオン/ブチハイエナ/アルダブラゾウガメ/ダチョウ/フラミンゴ/ミーアキャット/スナネコ/フェネック

コラム:絶滅の危機にさらされる野生動物(WWFジャパン)

第4章 アジアにすむなかま
コツメカワウソ/アジアゾウ/ニホンヤマネ/ムササビ/オランウータン/スローロリス/クビワオオコウモリ/ニホンカモシカ/ヤクシカ/フタコブラクダ/アムールトラ/レッサーパンダ/アミメニシキヘビ/インドクジャク/コウノトリ/シマフクロウ/タンチョウ

コラム:動物園ではたらくには~これからの動物園にはどんな人材が求められるのか?~

第5章 オーストラリアにすむなかま
ウォンバット/コアラ/オオカンガルー

コラム:動物たちをもっと深く知れる 動物科学資料館

第6章 人とくらすなかま
ロバ/ブタ(ミニブタ)

コラム:パンダの思い出~糞からきづいたこと~

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイシャ

23
おもしろかった。生息地別に動物の解説が載っており、その解説文を各地の動物園や保護団体の職員の方が書いておられるので、それこそディープな話を読める。思いのほかはまったのが各動物の分類法。網、目、科、属という分類の仕方が結構面白い。ライオンって、猫科のヒョウ属なんだね。最近ペットとしても人気のあるコツメカワウソ、スナネコ、フェネック等が家庭では飼いにくい個体であることの話もよかった。この本では丸山動物園で妊娠の確認されたアジアゾウのパールのことが記載されているが、8月19日にメスの赤ちゃんが生まれたそうだ2023/08/30

ぽけっとももんが

7
確かにかなりディープ。雌雄の大きさや見分け方、妊娠期間や子離れの時期、食べるものなどのデータから飼育の難しさなどの裏話。写真も多いけれども文字も多くて、情報量たっぷり。よく知ってると思うような動物でも知らない事ばかり。アルマジロのお腹も丹頂鶴の頭も初めて見た。ハズバンダリートレーニングは多くの動物園で取り入れられているようだ。2023/09/23

keith

4
様々な動物の知らない情報がたくさん。ホッキョクグマの毛の色が白でなくて透明だと初めて知りました。2024/01/31

kaz

3
動物園関係者が語る動物たちの意外な姿や展示へのこだわり、取り組んでいる課題など、ガイドブックでは知ることができない情報が満載。飛ばし読みだが、ところどころにある裏話が楽しい。図書館の内容紹介は『オオアリクイ、トナカイ、ニシゴリラ、アジアゾウ、ウォンバット…。動物園で人気がある51種の動物を写真とともに紹介。動物園の飼育員たちが教えるマニアックなお話、動物たちのディープな話題なども掲載する』。 2024/02/03

日本一の夕暮れとヒグマ

2
タイトルにある通り、なかなかディープな本だった。最新のデータとわかりやすい解説、教科書のようなカラー写真で、読み応えがあった。全国各地の動物園の生き物が載っているため、動物園のガイドブックとして読むこともできる。知名度が高い生き物まで絶滅危惧種になっているのはショッキングだ。2023/08/04

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