新潮選書<br> 中東 危機の震源を読む(新潮選書)

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新潮選書
中東 危機の震源を読む(新潮選書)

  • 著者名:池内恵【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新潮社(2023/06発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106036439

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内容説明

オバマはイスラームと西洋近代の衝突を避けられるか? ジハード思想とテロの関係は? ドバイ経済は崩壊するか? パレスチナ、イラク、イラン……次々と火を噴く「危機」の深層を、最新情勢から歴史的背景まで掘り下げて解説する。注目の国際政治学者による、イスラーム世界と中東政治の行方を見通すための必読書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

22
2004年~9年あたりまでの池内先生の雑誌フォーサイト連載のコラムをまとめたもの。池内先生のサイトのコラムと似たつくり。しかしまったく進歩していないどころか悪化しているわけで…。 アラブ知識人がアメリカ女性を堕落していると激烈に批判する文章が入ってたんだけど、いやそんな肉欲的なこと書いたら神様怒るんじゃね…ってなった。エロ本を批判する文章が一番エロいやつ。東南アジアのイスラム国は本家本元アラブのイスラム国からは見下されてるというのはまあ…。キリスト教でもそうだろうし、日本の仏教も変容してるしなあ。2024/01/23

中島直人

7
時事的なトピックスに対するバランスの取れた分析を集めたもの。表面に現れている部分だけではなく、歴史的な背景、文化的な側面まで踏まえることで、より深い理解を目指しているところが共感出来る。但し、テーマが分散しているため、何の知識も意識も無いまま読んでしまうと、読後何も残らないかも。2014/05/18

chisarunn

5
雑誌連載をまとめたものということで一章が短く読みやすい。ただ、雑誌発行のリアルタイムで起きたことや報道を元にしているためあっちこっちへ話が飛ぶ。よくわかる話はほんの少しで、そういえば、という話、全然知らなかった…というのがほとんどだが。こういった本はその話題がHOTなうちに読むのがいいようだ。でも、雑誌の記事だとたちまち忘れてしまうのもまた真実なのだが。2024/07/04

可兒

4
別の人が書いた中東本も呼んだ方がいい気がする。そういう癖の強さを感じた2011/11/20

K.C.

2
2004年暮れから2009年までの連載を単行本化したもの。電子書籍化を機に読む。当然ながら今の中東情勢はそれから動いているわけだが、その源泉とまで行かずとも、巻き戻して見直すという点で勉強になった。2023/08/18

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