内容説明
「微分積分という学問の本質的性格をていねいに解き明かした教科書はあんがいに少ないのではあるまいか。たしかに微分積分学はきわめて広い応用範囲をもっていて、それらをすべて網羅しようとすれば、何冊あっても足りないだろう。だが、その思考法の本質にねらいを定めて解説すれば意外に簡単なものである」(本書「はしがき」より)。微分積分法をその根底にある思想から数学史に即して語り、微積のエッセンスを基本から丁寧に分かりやすく説明する。数学者数学教育者として一流であった著者による、曖昧な説明や証明の省略を一切排した微積分学最高の入門書。
目次
はしがき/目次/第I部 極限/第1章 関数/第2章 連続と収束/第3章 数列/第4章 関数の連続性/第II部 微分/第5章 微分/第6章 複素数への拡張/第7章 微分の応用/第8章 補間法とテイラー展開/第III部 積分/第9章 積分/第10章 積分の計算/第IV部 微分方程式/第11章 微分方程式/第12章 微分方程式の解法/第13章 演算子/解説 『微分と積分』の魅力(新井仁之)/エッセイ 西日のあたる階段教室──遠山啓さんの思い出(亀井哲治郎)/索引




