アウトプット思考 - 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術

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アウトプット思考 - 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術

  • 著者名:内田和成
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2023/06発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569846880

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内容説明

情報が氾濫する時代。「データはたくさん集めれば集めるほどいい」と考える人は多いだろう。しかし、著者はそれを真っ向から否定し、「情報収集(インプット)は最小でいい」と主張する。大事なのはむしろアウトプットから逆算し、情報収集になるべく時間をかけず、最大の成果を上げるという視点。本書はそんな、コンサルタントとして、そして大学教授として活躍してきた著者の知的生産の技術を紹介する1冊だ。AIがここまで進化した現代、どう頑張っても情報収集力で人間がAIに勝つことはできない。だからこそ、情報を集めただけではたどり着けない、ユニークかつ鋭いアウトプットを生み出すことが重要となる。本書ではその方法として、「20の引き出し」「デジタルとアナログの使い分け」「脳にレ点を」といったユニークな手法を紹介。リサーチにも、企画立案にも、文章執筆にも、コミュニケーションにも役立つ手法を余すところなく解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

49
とにかく最短距離で成果を手にすることを最眼目とする姿勢。丁寧なインプットあってこそのアウトプットといった先入観を排し、1のインプットで10のアウトプットをと息巻き、対話時のトリプルタスク(集中・流れ把握・ネタ探し)や20の暫定手抜き情報フォルダーその他夥しいアイディア満載だが結果総花。結構総じてセルフィッシュ感強く、ギブアンドテイクではなく、立場弱め先ならテイクオンリーでもと、やや居心地の悪いことも。推奨するほどの内容ではないかな。2025/03/11

ニッポニア

48
中心をアウトプットに据えて、そのための情報取得を心がける。以下メモ。完璧に情報が出揃うまで意思決定しようとしない人は、ブームが過ぎ去ってから意思決定する。限りある時間の9割を下調べに使っていないか。アイデアのもとになる情報はレ点をつけて放置する。答えの出ない議論は、違いを理解した上で自分のスタンスを明確にする。20の引き出しを自分の中に持つ。面白い、と言うキーワードで検索はかけられない、自分の中の引き出しは面白いで。トリプルタスクで説教も情報源に。2025/02/16

チャー

16
情報を有効に活用するためのアウトプットを目的とした手法を紹介した本。集めただけで活用しなければ意味がないという指摘は確かにと納得。興味関心も大切だが、雑多な情報に埋もれないよう、ときには情報の先に見えるものを意識して取捨選択をすることも必要。優れたリーダーは3割の情報で判断するという点は印象的。確かに、信頼性や確度を求めればきりがなく、不十分と考える情報量だけで決断しなければならない場合が多い。量は多くなりすぎず重要な情報に絞ることが肝要。素早い判断には、日々意識的に短い時間で決める訓練を積むことが大切。2024/12/11

majimakira

15
内田和成氏の著作「プロの知的生産術」の加筆・更新版。コンサルティングに身を置く者の端くれとして、日頃インプットが足りないと嘆きがちなことが、情報への接し方として如何に不合理かを思い知った。正に「網羅思考のワナ」だし、意思決定のための情報であれば、それをミニマムにしつつ考える努力から逃げていることの現れだ。まずは、自分の「仕事」、即ち目的・ポジショニング・期待役割に沿った研ぎ澄まされたインプットの姿勢を改めて磨くこと。その上で、本書で示される多様な情報との接し方を楽しみながらヒントにしたい。2023/11/05

はる坊

14
インプットに時間をかけず、アウトプットから始めて、インプットに移る。 目標を定めることがアウトプットで、それを実行するのがインプット。 また楽しみながら自分の引き出しを増やすというイメージを持つといい。 自己満の作業に終わらないよう、しっかり仕事をしたい。2023/10/09

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