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内容説明
世界中からのマネー流入が止まらない中、新たな金脈をつかもうと外資系ファンドがニッポンの不動産に熱視線を注ぐ。一方で国内デベロッパーは未開拓地で大乱戦を繰り広げている。不動産業の主役が今やファンドになっている現状を受け、彼ら独自の一獲千金術、老舗ホテルや会社資産に狙いをつけるなど外資の戦略眼を分析。また「渋谷」と「八重洲」を舞台とした再開発におけるデベロッパーの激突も描き、不動産争奪戦のいまを探る。
本誌は『週刊東洋経済』2022年6月25日号掲載の32ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
目次
〔プロローグ〕不動産業、今や主役は「ファンド」
INTERVIEW 「日本の不動産は米国に次いで有望だ」(デイビッド・チョン)
不動産ファンドの稼ぎ方
外資系ファンド「一獲千金」術
日本に投資する海外投資家の顔ぶれ
老舗ホテル「買収」の全内幕
INTERVIEW 「改装だけが再生ではない」(橘田大輔)
「会社ごと」買われる不動産
「渋谷」と「八重洲」の大乱戦
都心オフィス、減らぬ空室
「財閥超え」狙う新興勢力
INTERVIEW 「オフィス空室率に一喜一憂はしない」(尾台賀幸)
INTERVIEW 「財務指標と投資計画のバランスを取る」(芳井敬一)
INTERVIEW 「東京の物件ならほぼ持ち込まれる」(前田隆也)
マンション“売り渋り”の実情
再エネ活用 押し寄せるSDGsの波
神宮外苑再開発 樹木伐採の是非
新たな需要で不動産の用途が多様化
〔エピローグ〕リーマンの教訓は生きるのか