じじぃは蜜の味

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じじぃは蜜の味

  • 著者名:財津和夫【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 中央公論新社(2023/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120056628

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内容説明

「年寄りは自分達しか味わえない快楽を隠しながら生きている」
人気バンド・チューリップを率いた財津和夫も今年七五歳。夜中トイレに起きるし、病気自慢もしたいけど、老人になった今なぜか“ワクワク血湧き肉躍る気分”。頭の悪い不良だった一〇代、田舎っぺのままデビューした20代も振り返りながら、年寄りになってこそ見える音楽と人生、“老い楽”の面白さを語るエッセイ集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

51
何かいいなあ~、何かわかるなあ~。そうそう、そうなんですよね・・と、膝を打つ。人はそれぞれ、その時々にいろいろな気持ちになるし、後から振り返ると、また違う景色が見えてくる。日々を楽しみながらと考えることで、少し違うとも思う。もちろん、辛い時もあるのでいいのだとも思う。ふと、今の自分は・・と考えると、頭に浮かぶことが多くて、考えること、形にしたいことが多いので、背中を押してもらった気分だ。2024/03/02

わんつーろっく

20
♬あ〜だから今夜だけは君を抱いていたい〜♪と、胸キュンした青春時代から幾星霜。あの財津さんが自らをじじぃと称し、ど〜でもいいような、その自虐ネタに共感してしまうなんて、年を重ねるのも悪くないもんだ・・と思うことにする。生い立ちも含め、福岡から東京でデビューするまでの若かりし頃の追想から、チューリップ結成50周年の金字塔。同時代のミュージシャンが相次いで亡くなる昨今、懐メロでもいい。新曲なんてなくてもいい。これからも一緒にいてほしい。そして今、私は甲斐バンドの氷のくちびるに身悶えている 笑2023/11/13

水彩

12
チューリップの財津さんの短いエッセイ。確かに76歳は後期高齢者。感覚は若いけど。若い頃の回送であったり。深い所には行きつかず、少し退屈だった。 2024/03/13

てつろう

9
76歳になったチューリップの財津さんのエッセイ。最近の話しやデビュー当時のエピソードなど新聞掲載されたものをまとめている。70年代のフォークソング全盛の頃が当時を思い出させて良かった♪2024/04/19

coldsurgeon

7
チューリップ「心の旅」が好きだったので、財津和夫氏の最近の心境が聞けると思い読み始めた。確かに、じじぃは前面に出て、現状認識と老いとうまく付き合おうとしている姿が思い浮かぶ。途中、回顧録的になるのは、高齢者にありがちだから仕方がないか。2023/07/14

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