内容説明
仲間の妻や恋人に次々と関係を迫る。メンバー全員でファンをホテルに連れ込む。薬物に?れて入院させられる。金に困って万引きをする……現在の日本人アーティストなら「一発退場」にされかねないエピソードを欧米のロック・スターたちは自ら赤裸々に明かしている。ミック・ジャガー、エリック・クラプトン、ジョン・レノン等、デタラメで不道徳、でも才能あふれて憎めないロクデナシたちの伝説を堪能できる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バネ
72
「SEX DRUG ROCK’N ROLL」を地でいくMICK JAGGERの4,000人切り話から始まり、今 LEGENDと呼ばれるROCK STAR達が、いかにヒトとして欠落していたかが様々なEPISODEから浮かび上がる。そして、皆んな実にTOUGHなんだなあと。(普通のヒトなら、死んでるし…)何か、自分の悩みなんて考えるのも馬鹿馬鹿しいと思える程のIMPACTがあった。私もWILDに生きたいモノである。2023/09/18
hit4papa
59
ロックレジェンドたちの、まさにロックな生き方を紹介したもの。性、薬、酒、貧乏(!)の四章からなり、ストーンズ、ビートルズ、クラプトンなどなどの、天真爛漫?かつ破天荒過ぎるエピソードを知ることができます。ただし、著者が直接インタビューで仕入れたネタは殆どなく、概ね翻訳で読めるミュージシャンの自伝からの引用です。それぞれを読み込まなくて良いというコスパ、タイパの面でメリットがあるものの、スキャンダラスな部分にスポットが当たっているため、ロックスピリッツを読み解くためにはそれぞれの伝記をあたるべきでしょう。2023/08/08
mihya
58
あまり本を読まない夫が珍しく読みたがって買った本。夫より先に読んだ。 セックス、ドラッグ&ロックンロールならぬ、性、薬、酒、貧乏の4章で描かれるロックスターたちの不道徳な過去。 取り上げられた殆どのミュージシャンは好きでよく聴いている。来日すればライブへ行くこともある。 ドラッグのせいでなかなか日本公演がなかなか実現しなかったミュージシャンもいるし、噂はいくつも聞いているが、まとめて読むと呆れる。 それでも、彼らの音楽は私を楽しませてくれる。2023/08/15
Roko
39
アーティストって、とんでもないことをしでかすのも芸の内ってところがあるから、一歩間違えたら死と隣り合わせになりやすいのでしょうね。でもね、それくらいはじけた人だからこそ何かを成し遂げることができるとも言えるわけで、タフじゃなけりゃ生き残っていけないのは当然だなぁと思います。そう考えると、ホイットニー・ヒューストンは死んじゃって、マドンナやシンディ・ローパーが生き残ったのは、当然なんだなと思えてくるのです。2023/07/22
akihiko810/アカウント移行中
38
海外ロックレジェンド達の自伝から、「性、薬、酒、貧乏」のエピソードを紹介。印象度B+ ちゃんと向こうのミュージシャンたちは「セックス、ドラッグ、ロッケンロール」を実行してるから偉いよな(笑)。そして「性」の頂点にいるのが、ストーンズのミック・ジャガーで笑ってしまう。男ともヤッたと豪語してるそうだが(デヴィッド・ボウイともやったらしい)、どうだろ?武勇伝を作るために盛って話してるんじゃないのか?虚像を作るのも仕事だし。 とはいえ、やっぱりこういう豪快さは本当であってほしいとも思う2024/10/11