- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
本質は古びない! 「満足は衰退の第一歩」「『他人をも利すること』を考えよ」――。企業500社を興した実業家・渋沢栄一。ドラッカーも影響された「日本資本主義の父」が残した黄金の知恵を、5代目子孫がいま鮮やかに蘇らせる。
目次
まえがき
はじめに
第1章 心にも富を貯えるための教え
第2章 行いを研ぎすますための教え
第3章 規律を学ぶための教え
第4章 運のつかみ方を知るための教え
第5章 教育の理想を説いた教え
第6章 家族と幸せになるための教え
第7章 人と人の関係を楽しくする教え
第8章 会社の本質を見抜く教え
第9章 社会を元気にする教え
第10章 世界とともに生きるための教え
第11章 お金儲けの哲学が光る教え
おわりに
参考資料について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちびbookworm
57
★3.5.見開き2ページでサクッと読める。「渋沢栄一の著作からの引用句→現代語訳→著者の解説」◆渋沢が掲げた「論語と算盤」という言葉と哲学は、とても深みがある。その考えに触れるヒントが本書に散りばめられている。解釈の練習ができる。◆もっと知りたいと思えば、「論語と算盤」「渋沢百訓」(角川ソフィア)の2冊の引用箇所を読むのが良い。◆「人の安宅は『仁』の一事に帰着する」(心の余裕は「仁」から生まれる)/「無欲は怠慢の基」/「悪いことはしないといいうことは、『いいことをする』という意味ではない」2024/03/30
バイクやろうpart2
54
渋澤健さん作品一冊目です。素晴らしい一冊に出会えました。時代は変わっても何事も本質は不変であることに気付かされました。 栄一さんの言葉を健さんが『現代の言葉で言うと』を読むと、すうっと腑に落ちます。それ以上に沁み込みます。巻末の『昔の教訓を、今読み解いてみることは、まさに私たちの将来のため』響きます‼️。人間、考え方一つ。実践していきたいです。是非、是非、読んで頂きたい一冊です。2020/03/11
michel
20
★3.5。新紙幣のニュースに伴い、再読。基本中の基本、という訓言。時折、読み返したいです。2019/04/17
vinlandmbit
16
古本屋で購入。明治維新後、本当に多岐にわたる企業の創設に携わった渋沢栄一氏の玄孫が記す一冊。ご最もだがいざ実践し続けることが難しい100の訓言、時折読み返し自戒としたいです。2018/04/29
めんつゆ
12
「論語と算盤」ほかいくつもの記録の中から抜粋、更にそれを現代風に解釈した解説付きの本。個々の訓言が原典にてどのような流れで出てきた言葉なのか前後もしくは全体の流れがわからないのが少し惜しい。故に渋沢栄一をもっと理解したいと思わせるには良いきっかけになるのかも。2021/06/18