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内容説明
クイーンのデビューアルバム『戦慄の王女』から50年、天才のすごみと生涯を、足跡を追い続けてきたジャーナリストが語り尽くす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
confusion_regret_temptation
30
このようなタイトルなのでクイーン、フレディを好きな人が読む本だろうが、激烈なフリークくらいしか楽しめない本だろうなと思った。解体新書と銘打っているが、半分かそれ以上は著者の主観か想像(妄想)によるもので、正直著者の自己顕示欲、承認欲求を満たす為の本としか思えなかった。巻末にご自身でくどくどと記したと書かれているが、正にそれ。フレディに関するデータ的な内容は私でも知っていたようなことばかりで、私個人としては得られたものはあまり無かった。2023/12/09
おおにし
24
昔レコードいっぱい持っている友達の家に行ったとき、蘊蓄ばかり語ってレコードなかなかかけないので、「話はええから早ようレコードかけてや」と言ってしまったことを思い出した。シェイクスピアやニーチェまで登場させなくても、フレディの偉大さはもう十分伝わっているよと著者に言ってやりたくなる。2023/10/31
原玉幸子
18
「感性的受容」との言葉然り、散りばめられた言い回しや用語が中野信子以上に難渋で、こんな表現するかぁ~は扨措き、一言で言えば「フレディ・マーキュリー好き好き本」で、笑ってしまいます。著者には「音楽を何気なく聴く」ことが無い様で、音楽好きである為にはここまで耳が良くないと駄目なのかと、ロックを聞き齧った同世代の身としては、著者への羨望と自身への絶望を感じました。本書で音楽やフレディが何たるやは学び切れず、一端すら学ぶことは出来ない。こういう突き抜けた何かを好きということを笑いつつ憧れます。(◎2023年・秋)2023/09/08
九曜紋
9
ひとりのミュージシャンを題材にしてよくここまで深く精緻でかつボリュームのある文章を書けたものだ、とまずは著者に賛辞を贈っておく。ロックだけでなく音楽全般、西洋の宗教、神話、文学等に造詣が深く、分析に妥当性を付与している。ただ著者は自覚的であるのだが、難解な語彙、修辞、文章技巧を駆使することで自らの知力、筆力を誇示するような衒学的な印象を与えるところは好悪の分かれるところか。逆に言えば、フレディ・マーキュリーその人がそのような技巧を用いなければ到底表現出来ないような複雑な人物であったことの証左かもしれない。2023/07/05
入江・ろばーと
2
あまりない視点からフレディを分析してるのは興味深いけど、いかんせん表現がいちいち難しい。「自己韜晦」「悪徳の栄える王国の黒い女王のお出ましを鑽仰し」「微醺を帯びたバラード」など……前書きで大仰な表現を使いがちで申し訳ないみたいなことを書いてあったけど、正直これのせいで読み進めるのが苦痛。2023/06/26




