グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない

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グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない

  • ISBN:9784777830398

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内容説明

「人生を幸せにするのは何?」
TEDトーク歴代ベスト10 ついに書籍化!
ハーバード大学の史上最長の幸福研究が
導き出した、「よい人生」を送るための鍵。待望の邦訳

石川善樹(医学博士)
石山アンジュ(社会活動家)
アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリット』著者)
ほか、本書への推薦の声続々!

ハーバード大学による史上最長、
84年にわたる科学的「幸せ研究」が解明した
幸福で健康な人生を送るための鍵
――それは「よい人間関係」

「よい人生とは何か、なんて誰にもわからない。
でも、本書は私たちに一つ確かなことを教えてくれる。
よい人生の礎には、よい人間関係があるということだ」
――石川善樹(医学博士)

「心を閉ざしてしまいたくなるような先行き不安な世の中だけど、
それでも人の幸せは、つながりから生まれる。そんなシンプルな真実を
証明してくれる一冊」
――石山アンジュ(社会活動家)

[本書が伝えたいこと]

・幸せな人生とは偶然の賜物ではない
・「よい人生」のための最高の投資先は「よい人間関係」である
・重要なのは人間関係の「質」。心の通う人間関係のなかで生きることが大切
・幸福な人生には、正常なコレステロール値より人間関係の満足度が必要だ
・自分は自分の人生の専門家ではないと知れば、新たな可能性を見つけられる
・ポジティブな人間関係は、人間のウェルビーイングに不可欠である
・人間関係が良好な人ほど、年齢に関係なく死亡リスクは低くなる
・孤独感は肥満の2倍健康に悪く、一年あたりの死亡率を26%高める
・ソーシャル・フィットネスは、筋肉と同じで何もしなければ衰えていく
・苦難や老いのつらさから人を守るのは「守られている」という感覚
・幸福度は“注意”を「自分」から「他者」に向けた人の方が高くなる
・人には栄養、運動、そして人生の目標と同じように、仲間が必要だ

「幸せな人生は、夢のような社会的成功をつかんだ先にあるわけではない。
大金を手に入れれば向こうからやって来るものでもない。
幸せな人生はあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。
そして、よい人生は、今、ここから始まる」――本書より

<本書に寄せられた賛辞>

「『幸せ』とは何かを知る旅へ、私たちをいざなう本。
旅の途上で出会う数々の人生が、幸せの鍵は“人とのつながり”だと教えてくれる」
----ジェイ・シェティ(『モンク思考』著者)

「史上最長の幸せ研究が、よい人生を送る方法を解明した。
科学的裏付けに基づく本書は、
世の中にあまたあふれる人生指南の書とは、一線を画している」
----アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力 グリット』著者)

「幸せな人生に必要なのは、意外なくらいに身近な、
ありふれたものだった。
本書には、かつてない孤独な時代を生きる私たちにとって、
本当にありがたいアドバイスがつまっている」
----ローリー・サントス(イエール大学教授 心理学)

【著者プロフィール】
ロバート・ウォールディンガー Robert Waldinger
ハーバード大学医学大学院・精神医学教授。マサチューセッツ総合病院を拠点とするハーバード成人発達研究の現責任者であり、ライフスパン研究財団の共同創立者でもある。ハーバード大学で学士号取得後、ハーバード大学医学大学院で医学博士号を取得。臨床精神科医・精神分析医としても活動しつつ、ハーバード大学精神医学科心理療法プログラムの責任者を務める。禅師でもあり、米国ニューイングランド地方はじめ世界中で瞑想を教えている。


マーク・シュルツ Marc Schulz
ハーバード成人発達研究の副責任者であり、ブリンマー大学の心理学教授でもある。同大学のデータサイエンスプログラムの責任者であり、以前は心理学科の学科長を務め、臨床発達心理学博士課程の責任者でもあった。アマースト大学で学士号取得後、カリフォルニア大学バークレー校で臨床心理学の博士号を取得。ハーバード大学医学大学院で博士研究員として健康心理学および臨床心理学の研鑽を積んだ後、現在は臨床心理士としても活動している。

【訳者プロフィール】
児島 修 Osamu Kojima
英日翻訳者。立命館大学文学部卒。主な訳書に、パーキンス『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』、ハウセル『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』(ダイヤモンド社)、リトル『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』(大和書房)、ケンディ『アンチレイシストであるためには』(&books)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あみやけ

41
参考文献の一覧だけで数十ページあるように、膨大で長期間にわたる研究をもとに書かれています。とにかく、幸せに生きるには人間関係が大切、納得します。家族、友人、職場での人間関係、どれも大切にしたいと思います。もちろん、読メのみなさんとの関係も。この歳になったからこそ、より大切だなって思います。心の健康が体にもつながるようだし。紹介してくれたのはこの本の出版社に勤めている40年年来の友人です。2023/09/28

bookreviews

23
家族の中でも、感情が湧きあがったり、意見の不一致があっても、それは自然なこと。そう思ったときにいろいろと言い合える関係かどうかが重要。また、全員が年を取っていきます。子どもの成長・進学、親子の距離感、会社での期待値など環境の変化だけでなく、その日の出来事や気分によって感じ方も変わる。 それも生身の人間同士が繋がっているからこそ起こることで、今この瞬間を大切にしないといけないと改めての気づきになる良本。https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/TheGoodLife2023/08/19

ちから

21
過去最高に付箋とハイライトを使いました。後で整理します。 幸せな人生は楽な人生ではない。そして人間関係がいかに大切か。(パートナーとうまくやってる80代、身体は痛くても、幸福度は高い。大切な人の手を握ると痛みが減る=麻酔のように。)(電車で隣の席の人に一言話した人は気分が良くなる)自分は友達が少ないタイプだと思ってるけど、そういう思い込みを捨てて、周りともう少し積極的に関わっていく必要があると感じた。最近、会社で仲良い人がいないのが悩み。いたけど異動してしまった。。😔2023/11/28

ロビン

21
釈尊がアナンダに「善き友を持ち、善き友と一緒に進むということは、仏道の半ばではなく、仏道のすべてなのである」と答えたことは知っていたが、その深い意味を本書を読んで考えさせられることになった。本書はハーバード大学の研究者が多くの被験者から得た科学的データに基づいて、人間関係の充実こそが幸福な人生の共通点であると説いている。能力の高低や、結婚・離婚歴、子供の有無などは本質的なことではなく、その人が人間関係をどう捉え、共感や相手への興味をもって接しているかの方が重要であると。リスクを恐れず友情を広げていきたい。2023/11/25

りょうみや

20
本書は幸せとは人間関係の充実(のみ)だと断言している。ハーバード大の84年に渡り多くの家族の人生を追跡調査している研究成果が元になっている。すごいスケールの研究だ。発達科学に基づいているし人間関係の維持や修復について詳しく実用的でもある。具体的事例も豊富なので自分のケースに当てはまる人が多分見つかる。親や友人との関係が年々細くなっている今の自分にぴったりの内容。自分のこれまでの人生と現状を見直すとてもよいきっかけになった。2024/04/25

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