インフルエンサーのママを告発します

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インフルエンサーのママを告発します

  • ISBN:9784794973658

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内容説明

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いくら親でも、わたしの同意なしに写真をのせるのは、まちがってるってことだよね?

ダルムのママはインフルエンサー。ダルムが生まれてからのほぼすべて日々が、ママのSNSにのせられている。
インフルエンサーのママをもつばかりに、いつも「ほんとうの自分」でいられないダルム。
しかし、クラスメートのアラの言葉がダルムを変える。

SNSに勝手にだれかの写真をのせることは、なぜいけないのか?
自分がいやだと思ったときにどう行動できるのか?
韓国発、SNSを使うすべての人必読のものがたり。

目次

ママは#インフルエンサー
最初はそうじゃなかった
みんなとちがうナム・ダルム
今日のコンセプト
へいぼんなユン・アラ
だれにも言えないひみつ
消えたぼうし
うそのパレード
いやだと言う勇気
わたしはわたし!
インフルエンサーのママを告発します
善良な影響力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

77
児童書。韓国小学5年生のナム・ダルムは、SNSインフルエンサーの娘として産まれる前からネットに写真が投稿されている。ママのリナビは育児ブログとして胎児エコー写真から毎日記事をアップし、今ではブログからインスタ、動画配信までをこなす有名配信者で稼いでいる。でも最近は家族の不仲を隠したり、PR商材ばかりを紹介したりしていて、ダルムは何だか違和感を感じていた。有名人の子どもとしてではなく、単純に同級生として接してくれるアラと仲良くなったダルムは、ママを告発する決心をする▽横書き。デジタル葬儀社って今どき職業。2023/07/29

たまきら

43
少し前に読んだ韓国のマンガで、SNSのフォロワーが増えるとPRの依頼が大量に来るという話が出て来てました。日本も一緒なのかな?承認欲求が自分だけではなく娘の人生まで奪ってしまったら…。この児童書では無事解決しますが、動画がどのように拡散されるかわからない今、ぞっとする内容でした。「デジタル葬儀社」というサービスは大成功しそうなポテンシャルがあるなあ。2023/11/30

すみっちょ

13
これは主人公のダルムが気の毒すぎ。子どもには子どもの社会がありますもんね。自分を守るためによく頑張ったと思います。韓国も自己肯定感が低く世間から認められたい気持ちが強い人が多いのかなと感じました。SNSがだいぶ盛んな印象なので。それだけ生きづらい国なのかなと韓国の小説を読むたびに思います。日本も似たようなものだと思ってますが…子どもは親の所有物ではないということを改めて考えさせられました。2023/09/08

カッパ

12
韓国のイラスト絵本。ただ日本も似たような状況はあるだろうから共感して読むことができました。 インフルエンサーになりトップに選ばれ、そこで交流するなどはアメブロなんかでも拝見することができます。 インフルエンサーの方の中には家族をネタにする方は一定数います。話すくらいならまだ良いとは思いますが写真や、現実を侵食するなら子供が嫌に思うのも仕方ないと思います。全ての発信がよくないわけではないし私も楽しんでいます。でも、嘘とお金はおかしくしやすいのだろうと思います。2024/08/04

こばゆみ

11
タイトル通り、小学5年生の娘がSNSで日常を発信しまくる母親を告発しようとするお話。妙に注目を集めてしまう学校での葛藤なんかも描かれていて、タイトルと挿絵の印象の割にはしっかりとした内容で面白かった。作中に出てくる韓国のネット用語もきちんと説明されているのだけれど、韓国のネット文化は日本より苛烈なのかも知れない…と、思わされた(^_^;)2023/09/01

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