産婦人科#MeToo

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産婦人科#MeToo

  • ISBN:9784910276144

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内容説明

韓国発・レズビアンによる「産婦人科#MeToo」!
産婦人科で「性経験はありますか」って聞かれたとき、レズビアンはどう答えるべき…?
「あの椅子」については言いたいことがたくさんある!
「処女膜が破れても病院を訴えません」??
そもそも、「産婦人科」って名称からしてどうなの?
20代レズビアン・フェミニストの著者イ・ウネが、「産婦人科」をテーマに同じく20代レズビアン/バイセクシュアルの女性たちにインタビューして書かれた本書。
レズビアンに限らず多くの女性たちにとって「行きづらい」産婦人科から、男性中心社会の弊害が見えてくる。著者とインタビュイーたちの鋭い考察は、韓国のみならず日本の状況にも大いに当てはまるだろう。

目次

産婦人科#MeToo もくじ
プロローグ 苦手なのは私だけ? 「産婦人科」? チョ=パク・ソニョン
はじめに  性関係? 経験? ありますか?
第1部 訪問と検査
 差別しない「よい」病院を探しています
 性関係の経験がありますか?
 ストップウォッチと歩数計のセックス
「屈辱椅子」ではなく「診療椅子」

第2部 女性の体
 処女膜念書
 本物の女性
 自分の体を知らない女たち
 NO 産婦人科、YES 女性医学科
 行き場のない女性たち

おわりに どこからどこへ行くのかわからない者たち
 悩みも会話も情報も、率直に正確にわかち合いたくて

感謝の言葉
参考文献

日本の読者のみなさんへ イ・ウネ
訳者あとがき 大島史子
解説 早乙女智子
解説 沢部一実