Kラノベブックス<br> マージナル・オペレーション [FIII]

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Kラノベブックス
マージナル・オペレーション [FIII]

  • 著者名:芝村裕吏【著】/しずまよしのり【イラスト】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2023/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065321249

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内容説明

シリーズ開始より10周年──「伝説」の後も人生は続く。
タイで少年兵たちを「教育」する元僧侶・シュワ。
「アラタの子」のひとりで、「父」に深く共感する少年・シン。
「最初の24人」のうちのひとり、メーリムが見たアラタと女性たち。
そして、元ニートと守護天使……。
芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、全編書き下ろしの短編集第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっぱaaua

36
久しぶりにジブリール達に会えた。相変わらずマジオペの世界は面白い。というか絶対有ってはならない未来だな。今巻はシュワ、シン、メーリムがそれぞれ語りながら物語が進行する。纏めるとアラタは善い人という話。アラタの章ではシン&メーリムの話とも繋がっているのだけれど、新たな戦争の火種が捲かれた感がある。ロシア何やってるの?さてジブリールが更に痛い子ちゃんになっているし、ジニの成長は嬉しい。何よりホリーとアラタの仲が進展している様な描写があって何だか嬉しい限り。早くアラタランド作ってしまえば良いのにね。~続く~2023/08/14

よっち

26
子供使いと呼ばれ、子供たちからはイヌワシと慕われる元ニートが変えた世界。ミャンマーで子供たちと過ごす日々が描かれる短編集第三弾。タイで少年兵たちを教育する元僧侶シュワ。アラタの子の一人で彼に深く共感する少年シン。最初の24人の一人メーリムが見たアラタと女性たち。それぞれの視点から語られる日々があって、作中では中国が崩壊した混乱の影響が尾を引く中でロシアがウクライナに侵攻すると、アラタたちも対岸の火事というわけにはいかないんですね(苦笑)彼なりに子供たちのために懸命に考える親バカっぷりが微笑ましかったです。2023/09/27

本の蟲

12
本編完結後の短編集。ようやく戦場から足抜け、とのんびりしているアラタだが、世界情勢は随分シリアスな模様。そんな中、国を脅かす範馬勇次郎並みの存在がほっとかれるはずもなく…。色々なキャラにスポットがあたるFだが、まずはメーリム。当初からいたのにまだ11歳とは。作中1巻からまだ5年ほど? そしてアラタの女性関係。呪いも解けつつあるようでホリー大勝利。女性キャラではイチオシだったので素直に嬉しい。次巻はイトウさんとジニの話希望。FⅡへの道筋もついているようだし、この調子でだらだら続いて欲しい。2023/08/05

ぺぱごじら

6
完結したなぁと思っていたら、短編集が出た。今までの「F」とは違い、完結時から約1年、という統一した時系列。あまり語られて来なかった「最初の子供たち」にフォーカスして、アラタの一側面がよく見える。そういえばシュワさん視点も初めてなのかな、と。F1の話が出てきたりして、なるほどここへ繋がるかと納得。世界情勢が少しファンタジーっぽくみえるけど、紙一重でこうなってもおかしくなく、特に中国分裂なんかはありそうだよなぁとか余計なことを考える。2023-312023/11/25

rubidus

3
子ども達の成長が見れる。 海外での「独立」の感覚は、ピンとこない。第二次世界大戦後に返還されたときの沖縄の方なら、違う感覚なのだろうか。2023/12/05

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