ちくま学芸文庫<br> 不動智神妙録/太阿記/玲瓏集

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ちくま学芸文庫
不動智神妙録/太阿記/玲瓏集

  • ISBN:9784480511683

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内容説明

宮本武蔵の『五輪書』、柳生宗矩の『兵法家伝書』とならぶ三大兵法書の一つ『不動智神妙録』。書いたのは武士の家に生まれながらも得度し、大徳寺住持となった禅僧・沢庵宗彭。剣の修行は心の修行に他ならないという「剣禅一如」が初めて説かれた一書で、戦いのみならず万事に対処できる心と体の動きが解説されている。将軍家剣術指南・柳生宗矩に授けられたことから柳生新陰流の聖典となったが、小野派一刀流など他の流派でも広く読まれ、幕末の剣聖・山岡鉄舟も愛読した。併録した『太阿記』は凡人が凡人のまま剣の達人になる道筋を示したもの。『玲瓏集』はわれわれの視野がいかに分別心によって曇らされているかを説く。

目次

沢庵における剣と禅/まえがき/その生涯/勝負を争わず──『不動智神妙録』『太阿記』/凡例/不動智神妙録/太阿記/玲瓏集/あとがき/沢庵略年譜/解説 剣禅一如の理念とその伝唱 (佐藤 太郞)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

halow

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これを感覚的に理解することはなかなか難しい。沢庵の境地は遠く離れた場所にあるのだろう。ただ、文章が秀逸でレトリック図鑑として十分楽しめた。2023/03/11

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