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内容説明
何かを伝えるとき、長文メールになって
「結局、何が言いたいかわからない」と言われる......。
話していても、いろいろ情報を詰め込みすぎて、
うまく伝わらない......。
なぜ、「結局、何が言いたいかわからない」と言われるのか?なぜ、順序立ててはずなのに、わかってくれないのか?
それは、コミュニケーションのメカニズムを理解していないからです。本書は、プロがたどり着いた「伝わる」原則を一冊にまとめました。すべての「伝わらない悩み」はひとつの方程式で解ける!
「大切なことは伝える前にある。
著者の松永氏は、これまでクリエイティブディレクターの水野学氏、放送作家の小山薫堂氏、コピーライターの眞木準氏、谷山雅計氏など、日本を代表するクリエイターたちの書籍を企画・編集。今では書籍以外にも、企業のビジョン策定やブランディングの支援、発信監修、教育事業のプロデュース、記事の執筆、講演やモデレーションなど、文章にかぎらず、さまざまな「伝える」に日々、かかわっています。それらがすべてちがった「伝え方」をするかというと、じつはそうでもありません。
いろんな経験をするなかでわかってきたのは、用いる場所やかたちが変わっても、「伝え方」の原則はほぼ変わらない、ということ。本書は、その原則をわかりやすく余すことなく、教えます。読めば、「なぜ伝わらなかったのか」「何をすればいいのか」「伝えるために、何が足りなかったのか」がわかります!今までになかった伝え方の新・バイブル登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちい
6
この本は使える(使いこなせるかは別)。 仕事でパンフレットを作成したり、ホームページ上の文言を考える際のヒントになりそう。 受け手が受け入れるのは、こちらが「伝えたいこと」ではなく、相手が「伝えられたいこと」。 言われてみれば確かに…! 情報過多な現代、自分の興味があることや、必要性を感じることでないと、なかなか目に留めてもらえない。 相手目線で「伝わる」「読まれる」文章の書き方について、ロジカルで分かりやすく説明している。 全体を通して読みやすい本なので、それも含めて“うまいな〜!”と唸らされます。2024/05/11
Fuyuki Kawasaki
3
自分の伝えたい事をどのように整理して、どう効果的に他人に伝えるかを説いている本。 口頭でのやり取りというよりは、ブランディング・マーケティングの言葉遣いだったり、作文だったりというイメージ。 小手先のテクニック集で無いので好感が持てる。2024/01/14
moon
2
自分なりに伝えたいことをもつ。そのうえでそれを受け手にとっての自分ごとになるように変換していく。2024/02/08
okhiroyuki
2
伝えるべきことをまず考えてくださいという話。そして、伝えたいことが明確になったら、あとはそれをどう人に興味を持ってもらえるかであると。そして、それは共感をうまく使うとよく、この点はテックブログなどでもよく見かける手法である。シンプルだけど色々な気づきがあって良い本。2023/09/09
andaseizouki
2
肩書が編集家の松永さんの本。今回は伝わる文章の書き方について書かれている。本の書き方が面白いのと、要素を分解して分かりやすく伝えてくれている。結局、文章は、整理整頓することが大切で伝え手が伝えたいことを書いてはいけない。メッセージが何か明確にし、「わけ」と「よさ」をいかにきちんと考えられるかがポイント。また、メッセージの質も重要であり、既知でも未知でもダメで、伏知が重要だと。確かにそうかも!といかに思わせる情報に編集できるかである。独自の視点で文章の作り方を分析・分解し解説しているのが分かりやすかった。2023/07/07