瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

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瞬考 メカニズムを捉え、仮説を一瞬ではじき出す

  • 著者名:山川隆義【著】
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  • かんき出版(2023/06発売)
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  • ISBN:9784761276768

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内容説明

仮説が湧けば、あらゆる仕事が秒で終わる。
「エンジニア×戦略コンサル×ビジネスプロデューサー」という異質のキャリアから生まれた思考法

本書では、仮説を一瞬ではじき出すための思考法である「瞬考」と、新しい時代の職種「ビジネスプロデューサー」についてお伝えする。

インターネットによって、モノだけでなく、人も含め、あらゆるものがつながっている状態になった。「つながった時代」云々は、以前から論じられているが、この「つながった時代」によって引き起こされた変化を、日々の働き方、自分自身の思考法に落とし込めているビジネスパーソンは非常に少ないと感じている。

ITの歴史の変遷と原理を振り返れば明らかなのだが、あらゆるモノがつながっているということは、そこには少数の「選ぶ側」と圧倒的多数の「選ばれる側」が生まれることになる。

「選ぶ側」というのが物事を実現していくビジネスプロデューサーである。
ビジネスプロデューサーになるためには、人、モノ、金など、あらゆる資源を集め、統合していく必要があるのだが、その起点になるのが「瞬考」なのだ。

目次

はじめに
第1章 仮説が湧くのは「知っている」から
YOASOBIはなぜヒットを連発できるのか?
丸腰で飛び込んだコンサルティング業界
仮説本を何冊読んでも仮説を思いつけるようにはならない
エンジニアリングとコンサルティングの共通点
第2章 一瞬で仮説をはじき出す「瞬考」
瞬考のポイント
これができれば、コンサルティングファームでパートナーになれる
仮説は「メカニズム」と「アナロジー」から生まれる
瞬考を行うには、インプット、インプット、インプット
事例が増えれば差分がわかる、差分がわかればメカニズムがわかる
「一を聞いて十を知る」人は、「一を聞いて十を調べる」人
まずは「歴史の横軸」、そして「業界知識の縦軸」
「歴史の横軸」を長く取ることの意義
「業界の縦軸」を幅広く見据えることの意義
すべての物事には「背景」があり、そこに「メカニズム」が隠されている
敏腕マネージャーが独立する韓国、大物芸能人が独立する日本
メカニズムから未来予測もできる
瞬考のための四季報丸暗記
第3章 瞬考の実践例
DXの次に来た新規事業の波
DXが進むとIPに富が集約される
「歴史は繰り返す」をエンタメ業界から考察する
「歴史は繰り返す」を証券とNFTから考察する
神社とファンクラブビジネスの共通点を考察する
レコードの復活と書籍の未来を考察する
BTSの曲作りとLinuxを考察する
経済アナリストより、投資家より、2年早く「伸びる企業」を見つける方法
成長企業を見つける方程式
みんなが飛び込んでくる池を作る
コモディティ化したらひねりを入れろ
困ったら歴史に立ち帰る
個人のキャリアもメカニズムで戦略を立てよ
第4章 瞬考とビジネスプロデューサー
IT原理からキャリアの打ち手を考察する
半導体の世界で起こったことがリアル世界に反映されつつある
スペシャリストとビジネスプロデューサー
スペシャリストのトップの目指し方
ビジネスプロデューサーは人間の行動特性を見極めなければならない
ビジネスプロデューサーは「信頼」を結びつける職業
信頼と紹介とビジネスプロデュース
信頼の生まれ方と瞬考
ビジネスプロデューサーを目指すために今日からできること
ビジネスプロデューサーの統合力
信頼をつなぎあわせた、その先に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

54
コンサル起業者がビジネス思考法を伝授。筆者は若手の頃に四季報丸暗記をさせられた経験が、業界知識を広げ「相手が知らないが、知るべきこと」を理解でき、「なぜその会社が今の状況に至っているのか」を推察することに活きたという。 インプットがまずは求められ、「一を聞いて十を調べる」癖をつけるのが出発点だという。ソフトバンクが買収したアームは「知的財産を活用する」という書籍・音楽出版のノウハウと結びついているし、芸能界でも自分の能力と空きポジションを当てはめる作業が求められるという。さらっと読めるが考察を得られる。2024/01/09

ひみーり

12
Audible 初めて触れる題材だったので今は上手く吸収できなかった、これから知識を増やしたい、第一歩。インプット&インプット、YOASOBI、kポップ、島田紳助、競合相手。2023/10/16

ハタケ

7
思考本1冊目。一瞬で思考と結論を出す方法。結論、圧倒的なインプット量がものを言う。それが点と点を線にして面にしていく道。方法は簡単、1を聞いて10を調べる。誰でもできて、誰もやらない事って一番成功に近いけど、大変。2024/04/05

6
タイトルがタイトルだし、著者がDIの元社長だし、いわゆるハウツー系のライトなコンサル本だろうなと思っていたが、中身は意外と昭和だった。▼仮説を出せるようになるためには、そもそも大量のインプットが必要。▼相手が知るべきだけど知らないことを提示するのが価値。▼世界がネットワーク化していく中で、人と人とのつながりが価値を生む。その時に大事なのは信頼関係。  昭和の香りがしてとても良い。何かをできるようには近道はない。2024/10/02

クリアウォーター

4
★★★★☆本書は、仮説を一瞬ではじき出すための思考法である「瞬考」と、新しい時代の職種「ビジネスプロデューサー」について書かれている。今まではスペシャリストの時代、つまりは選ばれる側であることが重要だったが、今はレッドオーシャンである。だから、選ぶ側のビジネスプロデューサーになることを本書では勧めている。そして、ビジネスプロデューサーにとって必要な能力が「瞬考」である。本書を読めば、仮説構築能力を身につけられる。そして、選ぶ側になる、つまりはこれからの時代をどうやって進んでいくのかのヒントが得られる。2023/07/18

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