画文集 芸人とコメディアンと

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画文集 芸人とコメディアンと

  • 著者名:高田文夫/峰岸達
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 二見書房(2023/07発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576191966

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内容説明

エノケン・ロッパ・金語楼からサンドウィッチマン、ナイツまで!

放送作家の高田文夫が文を書き、
イラストレーターの峰岸達が絵を描き、
リスペクトする“笑いの芸人”31人(組)を紹介。

二人の貴重な「体験的記憶」のエピソード満載。笑いの歴史、笑いの今がわかる一冊。

――高田文夫「まえがき」より
 極上の一冊ができたと思う。私の大好きな“笑芸”の人達が次から次。お笑い道楽にとってはたまらない一冊である。
 ことの発端はこうである。イラスト界では超有名で、少し偉い峰岸達画伯から声を掛けられた。
「私と一緒に本を作りませんか? 画文集という形で私が画、高田さんが文を書くのです。ただひたすら大好きな芸人・喜劇人(コメディアン)を描いて書くのです」
 評論集でも喜劇史でもなく、ただ愛すべき笑芸人達のことをかく、それだけが決まりです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nonpono

31
近年、立川談志関連や西村賢太、水道橋博士の本を読むと、ある共通した人物が出てくる。奇遇なのかと最初は思っていたが、違う。ねえ、高田先生。わたし、西村賢太が若い時に高田先生のラジオを下宿で聞いていた話がすこぶる好き。ねえ、高田先生。わたしが若い時に夜更かしてテレビを見ていたら、たけしの隣で合いの手打って大爆笑していましたね。そんな先生が好きな芸人について語った本。2019年の寅さん映画のコピー、「ただいま。このひと言のために、旅に出る」に痺れたよ。本書は青島幸男に憧れた男が語る絶品な昭和平成芸能史である。 2024/06/27

gtn

20
見巧者である著者が、東京の芸人を中心に約三十組厳選し、思い出を語っているが、その対象がやや定番であったか。できれば、普段著者が揶揄する"スモール3"、いわゆるせんだみつお、ずうとるび、あのねのね等も遊びで入れてほしかった。2020/08/02

ゆー。

11
挿絵の下に著者が自筆で書いてる文があり、そこに人情味を感じた。 『最小限の説明で最大限の笑いを!!』まではいかないけど、どこを削って、どう伝えたいか悩んだと思う。各人物の説明を3ページ(+挿絵1ページ)でまとめる上手さは言うまでもないが、前半の芸人を私が知っていたら、もっと楽しめたのかもしれない。2021/01/10

ひま

7
高田文夫さんの声の調子を脳内再生して、さくさく読み進む。高田文夫さんと峰岸達さんの芸人愛。取り上げられる芸人とコメディアンたちは、少し東寄りの気がしますが、パート2が出るなら、関西のお笑いもフィーチャーされるのか、若い世代が登場するのか。楽しみ。(ちなみに私は欽ちゃんぐらいから。それでもテレビを見せてもらえなかったからなー。そう、テレビを見せてもらえない世代もいるのよ。テレビの歴史。2019/12/03

ゆるまる子

6
ただ愛すべき芸人達のことを書く、それだけというルール。しかも選び抜かれた30人の事について。すでに逝去された方もいて名前を聞いてもわからない方がいらっしゃいましたが、今のお笑いの道標になった方なのだと思いつつ読んでいました。私の知っているところはドリフあたりからかな。やすきよ、たけしさん、さんまさんなど。イラストが版画のようなタッチでその下にも自筆でその方について書かれている。丁寧に仕上げた本というのがうかがえる。30人とは言わずもっと読みたい。続編も書いてほしいです。2021/08/30

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