内容説明
私たちは発酵食品に囲まれて生活をしています。味噌、醤油、納豆、ヨーグルト、チーズ、お酒など、おいしい食品を作り出しているのは微生物であり各種のカビです。反対に食物を腐らせるのもカビの仕業であり、発酵と腐敗は微生物次第なのです。本書では、微生物が食物を改良する作用や発酵の仕組みのほかに、微生物が生み出すエネルギー、バイオ医薬品の開発など微生物の持つ可能性について解説します。
目次
●Chapter.1 腐るとは?
●Chapter.2 発酵とは?
●Chapter.3 醸造と菌
●Chapter.4 酪農と菌
●Chapter.5 バイキンとウイルス
●Chapter.6 バイキンとワクチン
●Chapter.7 バイキンと工業
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青雲空
4
p158「マスクの織物の目でウイルスを防御しようなどというのはナンセンス」と宣うナンセンス本でした。 2023/08/14
y
2
微生物、特に菌類関係の本は好んで読んできたのですが、発酵によって作られるものが色々あるのだなーと改めて驚きました。 微生物仲間なのでウイルスが出てきますか、タイトルの腐るには関係ないのに何故か紙面がさかれていて途中で不安になりました。 そして、終わりにや後書きもなく突然終わるという、やや不思議な本でした。2024/08/17
Humbaba
1
腐敗によって折角用意したものが食べられなくなってしまうことは不幸なことだが、だからと言って腐ることそれ自体が悪かと言えばそんなことはない。人間は古来発酵という技術によって多くの食品や薬品を生成してきた。現象をただそのままに受け入れるのではなく、なぜそうなるかの仕組みを理解して自分たちの生活に活用してきたからこそ今の豊かな社会がある。2023/09/15
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