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内容説明
ダサい言葉ランキング第2位「ぴえん」。若年層のトレンドは、驚くほど早く移り変わっている。この変化を無視することは全世代を取りこぼすことにつながる。30代以上の消費者も、若年層が持つ拡散力によって商品やサービスを認知している。では、どうすれば彼らに受け入れられるのか。商品の価格や機能的な魅力では、モノの溢れる時代に育った彼らを引き付けられない。
花火のように小さく短いトレンドが生まれる時代。ヒットのカギとなるのが「エモ」、ひと言で言えば、「ハッピーな共感」だ。「この商品のある世界にいればハッピーになれる」と感じさせる訴求が、彼らにとっての「買う理由」になる。そして共感はコミュニケーションを生む。SNSを通じて、UGCは全世代に広がっていく。従来の、多くのニーズを取り込もうとするアプローチは逆効果だ。それぞれの「エモ」を捉える「エモマーケティング」が求められている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
少子化の時代に、なぜ「Z世代」に注目する必要があるのか。1年で2億回以上再生のTikTokを運用する著者が、「エモ」をキーワードに世代を超えて商品を拡散させる方法を解説する一冊。「Z世代」は彼らの消費力ではなくその拡散力に着目すべきで、SNSネイティブのZ世代が共感する発信をすれば、全世代にクチコミが拡散する。ではその「Z世代」にどうリーチするのかが本書の内容で、「エモ」が60点くらいの共感で、発信者のノイズを減らす、嫌われる要素を減らす、誰もが共感できる形を目指していくやり方にはなるほどなと思いました。2023/06/24
カマボコ
14
面白い。自分はX世代らしい、知らんかった。この本でZ世代が少し理解できた気がする。SNSを使い小さな幸せ(エモ)を拡散し共感の輪を広げるZ世代。そしてこれから消費者の中心になるZ世代。広告が嫌いな彼らにどのようにアプローチしていけばよいか。言語化しにくい内容をわかりやすくまとめている。なるほど、発想の枝葉が広がった気がする。2024/09/02
はるき
13
共感して初めて買う理由、指示する理由が生まれる。デジタルに強いZ世代ならではの意識と、波及効果の強さが大変興味深い。Zの次にまた何か新しい枠組みが生まれるように、時代とともに変化する大きなムーブメントに羨望すら感じる。2024/01/26
miu
3
バズる、拡散、その鍵を握っているのはZ世代。並んでいる例文は、どれもなるほどなぁと腹落ちする。消費ターゲットはもう少し上の世代だったとしても、拡散力の強いZ世代をターゲットにSNSを使うというのも、ない視点だった。とりあえずZ世代の人にもう少し話を聞きたい。そしてAmazonで買ったんじゃないけど、登録にこれしか出てこないのなんでだろうね。2023/07/22
林原琢磨
3
著者も20代半ばでZ世代とのことですが、これまで様々な企業の戦略を請け負ってきた豊富な経験からか、上の世代の性質も理解されていると感じました。また、様々な新しい現象や戦略に関する概念の説明や、ネーミングのひとつひとつの切り口・センスにも、個人的にとても好感が持てます。惜しむらくはメインの想定読者層がそこそこスケールのある企業関係者で、非課税レベルの自営業者だと実施できない施策アイディアも多かったこと。ただそれを差し引いても、考え方自体がこれからの時代のマーケティングに重要であることはよく理解できました。2023/06/21
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