内容説明
「教養」と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
学校で学べる科目、独学で身につける知識、時代や場所を越えて受け継がれる学問……どれも間違いではありません。
ただし、私たちが生きるこの時代は不確定要素が多く、人・場の状況・お金などの環境要因に振り回されるシーンも数多く存在します。
そんな中で、「自分は何を基準にどう行動するのか?」「何を大切に生きていきたいか?」という、思考や判断のベースを築く教養こそが、今求められているのです。
本書ではそれを「本物の教養」と呼び、【お金・資本】【宗教】【哲学・思想】【歴史】【芸術】【言葉と文学】の6テーマを厳選しました。
これらはどれも、奥深き教養の世界の土台を支える柱……6つあるので、六角柱を想像してもらえればピッタリです。
昨今の世界的な戦争やパンデミックに代表される、予測不可能な生きづらい時代を、より良く、そしてより豊かに生き抜くためのエッセンスが、本書にはつまっています。まさに教養の玉手箱と言えるでしょう!
単に複数の知識を持っているだけでは見えてこない、「知」と「知」の連鎖反応によって切り拓かれた世界に到達した人こそが、本物の教養人なのです。
さあ、「知の貧困」を脱し、みなさんも味わい深い探究の旅に出かけませんか?
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はづきち
8
珍しく電子書籍。読書メーターからプレゼントされたBOOK☆WALKERのポイントがあったので、安くなっていたこの本を買って読んでみました。お金、宗教、哲学、歴史、芸術、文学の各分野の入門的な内容と参考文献を紹介しています。齋藤孝さんは本当にいろんなことを知っている人です。私は最近哲学と歴史(世界史)に興味があるので、紹介されている本を読んでみようかと思いました。世界史は息子のためにそのうち漫画セットを揃えようかなと思っています。2024/11/03
黒坊主
8
齋藤孝が教養について、お金、宗教、哲学、歴史、芸術、文学の6つの柱を立ててその重要性や魅力を述べています。こんな風に6つに絞ってくれると取っ付きやすいですね。それぞれに書籍の紹介があり、読みたい本が一気に増えました。こりゃ大変だ笑 最後の文学では日本語の魅力について語られており、ますます読書欲が高まりました。2024/02/17
templecity
8
齋藤孝の著。人間生きていくためには教養を身に付けていかねばならない。お金と資本、宗教、哲学・思想、歴史、芸術、言葉と文学という切り口で、具体的な内容で教養について語っている。 2023/12/30
原田雅輝
7
これを読むだけでは教養は身に付きません。この本はお金、宗教、哲学思想、歴史、芸術、文学の世界に進むための一冊です。上の内容の触り部分を効率的に得られるので、入門としては良いです。しかし、一つだけ非常に残念な点がありました。それは、ダヴィンチのぼかし技法の名前を「スマフート」と表記していたことです。正しくは「スフマート」です。読者に知識を与える本でこのようなミスはあってはならないことです。ただ、それ以外は良い本です。2023/08/11
わっふる
6
20歳の頃の自分を振り返ったら、社会人1年生で読書どころじゃなかった事を思い出し、となると、学生であるうちに読んだ方がいいかもと思った。 しかし、還暦過ぎてからでも遅くないのではないかと思い、お勧めの本をさっそく図書館で探したよ。 各分野に分けて、本が紹介されてるのがありがたい。 2023/10/27
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