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内容説明
いま世界の名だたるトップ企業の間で、
「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、
頻繁に繰り広げられている。
1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできている。
ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、
次々と「行動経済学部」を新設し始めている。
MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっている。
もはや行動経済学は、
「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」
となっているのだ。
しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、
これまで体系化されてこなかった。
理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、
なかなか「本質」がつかめなかった。
そこで本書では、基礎知識をおさえた上で、
「ナッジ理論」「システム1vsシステム2」
「プロスペクト理論」から、
「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」
「パワー・オブ・ビコーズ」まで、
「主要理論」を初めて体系化するという、
これまでにない手法で、行動経済学を解説する。
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
110
異なる2つの学問(経済学と心理学)を融合することで「意思決定」を説明する試み、その名は「行動経済学」。なんか金融工学みたいな感じがしないでもないのですが、これが滅法興味深いです。「認知のクセ」「状況」「感情」が説明変数で、目的変数が「意思決定」ということであれば、数式が立つのではないですかね?この箇所にとっても興味があります。2024/04/24
tonnura007
44
ビジネス界で注目を浴びる行動経済学。各々の理論を丸暗記するしかない状況に対して、著者が体系化を試みる。行動経済学を初めて学ぶ人に理解できるように解説。 行動経済学で語られる理論の多くが、実際の社会で沢山応用されていることがわかる。特にネットショップでは消費者がついつい多く買い物をするようなシステムが張り巡らされている。サブリミナル効果より悪質に感じるものも多い。 書籍全体を通して解説はわかりやすいが、バイアスの図鑑のような書籍になっており、果たして行動経済学の体系化に成功しているかはやや疑問であった。2024/06/12
やまねっと
23
いくつか行動経済学の本を買ったのだが、例えが身近でわかりやすい本だった。また再読したい気持ちだ。今度はメモをとりながら読みたい。 企業が行動経済学を求めている理由もわかるし、気持ちの曖昧さに行動が影響されるのは納得した。ポジティブアフェクトだけでも覚えられたのは大きい。俄然この学問に興味が出てきた。他にも読んでみようと思います。 この本はお勧めします。2024/11/28
ぶう
23
経済学は全ての人間が合理的に動くことを前提にして作られた学問だが、そもそも人間は合理的ではない選択をすることが多く、純粋な経済学では説明がつかない現象が現実では多く見受けられる。「プロスペクト理論」や、「サンクコスト」などは聞いたことあったが、これらが経済行動学という分野であり、今とても注目を浴びているというのは初めて知った。昔から聞いたことのある理論が多いが、まだまだ学問として確立されていない新しい分野とのこと。「システム1vsシステム2」など、なるほどと思う部分も多く仕事に活用できそうと感じた。2024/03/29
フレイム
19
ナッジ理論に興味があったため、それを含む行動経済学を体系的にまとめた本として期待して購入しました。「認知の癖」「状況」「感情」の3つの観点から体系をまとめてくださっていましたが行動経済学の範囲が広いことからうまく分類しきれていなかったり、一つ一つの理論の事例が物足りなかったり説明不足であった点は否めません。また、第三章からは客観的事実と主観的な意見が混在しており、ちょっと読みづらかったです。それこそ筆者の意図する方に持っていかれないよう、行動経済学を用いて慎重に読む必要がありました。2024/11/11
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