集英社文庫<br> 小説 最後まで行く

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集英社文庫
小説 最後まで行く

  • 著者名:ひずき優【著】
  • 価格 ¥583(本体¥530)
  • 集英社(2023/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087445206

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内容説明

年の瀬も押し迫る12月29日の夜。危篤の母の元に向かうために、刑事・工藤祐司は酒気帯びで車を飛ばしていた。その時、課長から電話が入る。「週刊誌がウチの署に裏金があるって告発記事を書くんだと」――刑事でありながら、反社会的勢力から裏金を貰っていたことをマスコミにリークされた事実も工藤を焦らせる。その極度の精神状態の時、男をはねてしまい、さらにひき逃げという罪まで背負うはめに。死体隠し、裏金のもみ消し、彼を追うエリート監察官・矢崎とのひりつく駆け引き……。同名映画を小説化、圧倒的スピード感で描くノンストップ・エンターテインメント!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

132
映画は観てない。これは喜劇?って位、情けないほど笑えてしまう。ちょっとだけ哀しくもあるけれど、どいつもこいつも「ダメだ、こりゃ!」って感じ。最後まで行っちゃえー(笑)2023/05/26

海猫

80
映画のノベライズではあるが映画未見。好みの話でけっこう楽しめた。刑事の工藤祐司は酒気帯び運転で見知らぬ男をはねて殺してしまう。死体を隠そうとシートにくるみ車に積み込むが…。最悪の状況をなんとかしようとして一難去ってまた一難が続く様はサスペンスフルであり、時には滑稽。主人公の工藤だけでなく、出てくる人物のほとんどはワルでろくでなしばかり。お近づきになりたい人物はいないが置かれた環境から脱出しようと足掻き、時には対立し闘う展開には同情心が湧いてきた。文章がスピーディーで一気に読める。映画の方もぜひ観てみたい。2023/06/12

カブ

38
既に映画は公開されていますが、これはこれで面白く読みました。スピード感があって、ちょっとユーモラスで岡田准一にピッタリ。2023/05/25

のりすけ

29
韓国映画版がむっちゃ面白かったのでリメイクをWOWOWで観たら…う~~ん。ちょっと間が悪いかな?ノベライズは良いです。読みやすいし疾走感もちゃんと出てる。時系列もわかりやすい。リメイクversionを観る前にノベライズを読むと映画がわかりやすくなること間違いなし。しかし『殺人の告白』もあんなに面白かったのにリメイクされたらフツーになるし…。韓国アカン警察に勝てる者無し…ってことでOK?2025/05/16

毒兎真暗ミサ【副長】

28
【映画】藤井道人監督返り咲き!ドラマ「アバランチ」が嘘のようなハードボイルドアクションエンターテイメント!!今回は全員悪。追い詰められた刑事クドウがある日人を轢いてしまった。誰が味方か全員敵か?パパ、今日もお仕事頑張って。これはもう『ゴールデンスランバー』を5段飛びで抜かしてる!めちゃくちゃ悪いのにめちゃくちゃ応援してめちゃくちゃ笑った!雪ダルマ式展開をうねるカーブで突っ走れ!角度はもちろん急勾配!!まだの方は是非大晦日に。最後まで、行っちゃってください!!!2023/12/26

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