内容説明
胸躍る、ドクターとの予期せぬ再会。
デイジーは、海辺の小さな町で父親の骨董品店を手伝っている、控えめで物静かな平凡な娘だ。ある日、浜辺を散歩していた彼女は、すてきな男性に出会う。彼はオランダの医師でユールス・デル・ホイズマと名乗り、数回店を訪れて、デイジーは淡い恋心を抱いてしまう。すぐに彼には婚約者がいると知らされて、かき消したけれど。ところが彼女は、ある骨董品をオランダまで運ぶことになり、ユールスと再会するのだ。運河に落ち、助けを求めた手を彼がつかんでひっぱり上げるという冴えない状況で。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
再販に次ぐ再販で四回ほど読んでる。ヒロインは両親が営む骨董屋を手伝っている。働き者で父に似て骨董目利きの才能があり、聞き分けのいい娘。ヒーローは婚約者がいながらヒロインが気になり婚約者の欠点に気付き始める。ヒロインにも過去に1人だけ恋人がいた。いつも程ヒロインにヤキモキさせたり冷たい言動は無いけれど、ヒロインが磨いていた高級なブローチを婚約者へのプレゼントとして購入したりとその点ではキッチリと線引きをするヒーローはいつも通りの人手無しモードも抜かりない。ヒロインも面接で面接官に捨て台詞を吐く気の強さがある2023/06/10