小学館文庫<br> 突きの鬼一 跳躍

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小学館文庫
突きの鬼一 跳躍

  • 著者名:鈴木英治【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 小学館(2023/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784094072662

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内容説明

東照神君のお宝、頂戴仕り候!

藍蔵から借りた一両を五両にして賭場を出た矢先、頭巾の侍が一郎太の行く手を塞いだ。過日、実母・桜香院の四十九日の法要が執り行われた天栄寺に現れた侍だ。

「身ぐるみ脱いで置いていけ」と言いざま斬りかかってきた。しかし、なぜか頭巾の奥の目に敵意がない。彼我の腕前にも、かなりの差がある。一郎太は浅手を与えて捕らえようとしたが、逃げ足が存外早かった。

その晩、根津の屋敷に戻った一郎太を訪ねて、北町奉行所定町廻り同心・服部左門が現われた。またぞろ大事が出来したか。翌朝、待ち受けていた北町奉行・飯盛下総守が一郎太と藍蔵に大身旗本二瓶家の家臣二人を引き合わせた。

小姓の石戸益次郎が、やおら頭巾を取り出して被ってみせた。天栄寺の侍だ。なぜ、こんな手の込んだ真似をしたのか。二瓶家用人・坂井昌兵衛によれば、屋敷の蔵から家康公より頂戴した家宝の小さ刀が盗まれたという。奉行直々に依頼された探索が始まった。

「東照神君のお宝、頂戴仕り候」――妙な書付を残していった盗賊の背後に見え隠れする元御庭番の影。さらに、一郎太の前に江戸屈指の豪傑にして突きの名人・桜木龍陣斎が現れる!大好評書き下ろし痛快時代小説第9弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

18
2023年6月小学館時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ9作目。前回と似た趣向のタイトルの「跳躍」にまただまされた(笑)。北町奉行から依頼された事件解決を請負う新たな展開の話は面白い。振り返ると都合が良すぎるような気もするが、テンポよく進むストーリーに引き込まれた。次もこのノリなのかな?。どうかな~。2023/07/27

goodchoice

1
主人公の鬼一のすがすがしさが読んでいて心地よい。2023/09/29

Masayoshi Arakawa

1
20230731 605 あっという間に終わる❗おもろい⁉️2023/07/30

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