内容説明
農林水産省は養殖業について成長産業化の方針を示し、需要に応じた適正な養殖業の推進が重視される。デジタル技術の活用によるスマート化や成長産業化のための規制緩和が進み、スマート水産業の本格的なビジネスチャンスの到来が目前に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あみやけ
31
先日、小学生でも読めるスマート漁業の本を読んで内容はけっこう被るので、理解を深めることができた感じです。水産物は資源っていうのは大事ですね。あとは、やっぱり科学技術の発達と昔ながらの職人の知恵のバランスをどうとっていくかですね。2024/08/25
翠埜もぐら
12
資源の枯渇、魚介食人口の増加、気候変動など日本を取り巻く漁業の問題を細かくデータを示して解説。今年発行なので2022年のデータも使用で最新です。昔とある研究者から日本人の天然物非冷凍物に対する信仰は、世界から見たら異常だと言われたことがあるのですが、漁業者の後継問題も絡めて養殖にシフトした方が未来はあるような気がします。しかしインターネットの普及と言うより、個人がネットで扱えるデータ量が格段に増えたことで、漁業のあらゆる分野での情報の集積と活用が始まってるって、漁業のイメージが激変してしまいました。2023/03/29
masabox
3
タイトルは、時代に合わせて「スマートxxx」としているわけですけど、日本の水産業の今が、テーマごとにまとめられています。諸外国との関係による変化や、IoTなんかを活用した最先端の取り組みなど、各テーマごとに図解もされており、簡潔かつわかりやすくまとまっており、色々なアイデアの源泉となる1冊。2023/05/24
ちょす
2
学び多め。2025/06/18
ドクターまほ
2
全ての図表に引用元が記載さてれている良書。 遺伝子組み換えとゲノム編集の違いの概要も理解できた。2023/05/26
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