内容説明
短時間で描く、シンプルな線画で、こんなにも伝えられることがあります!
人の全身を簡略化した状態で無理なく描けるようになったら、服を着せましょう。
そして、もっと伝わりやすくするためのツールを手に入れましょう!
「印象を受け取ること」そして「受け取った印象を絵として出力すること」
この2つは、同じように大切です。その間を結ぶリンクを少しずつ強く、太く、短くしていくことが「伝わる絵」へのステップです。
豊富な作例で、考え方と描き方の両面から、実践方法を解説していきます。
主な内容:
Part 1:肉付け
Part 2:服を描く
服は大きなかたまり
単純なカタチを見つける
ビッグシェイプ
服のしわを描こうとしない
Part 3:伝わる・伝える便利なツール
シンプル vs コンプレックス
プッシュとチェンジ
ラインクオリティーと線の表現力
モデル写真から描いたドローイングを多数掲載。本書を読めば、
-写真リファレンス(資料)から「らしさ」をとらえる方法
-好きなキャラクターにスキな服を着せて、スキなポーズをとらせる方法
が分かります。
好きだったはずの絵を描くことがちょっぴり嫌になってきてしまった方にもお勧めの1冊です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
6
リズムとフロー、ルールとクリエイティブ、プッシュとチェンジ! あの絵ってここがいいよね、のなんとなくを言語化して説明する際にも使える。絵を描かなくても、線一本でも、絵の良さを説明したり伝えたい時に使える、そういう引き出し。「解り手」が氾濫する昨今だが、手を動かさなくても目と語彙は鍛えられるんじゃないかと思う。描かなくてもジェスドロはできる、とは前巻にもある。2024/07/18
tei
0
1巻に引き続き、めちゃくちゃおすすめです! もう読んでるだけで楽しいんですよね、そんなことあります? 砂糖ふくろう先生の、描くことを楽しみながら少しずつ上達していきましょう、というスタンスが私にとても合っているのだと思います。自分の感じた動きや感情を絵で表現できるようになるために、これからも楽しみながら気楽に頑張ります!2023/08/07
🐚
0
はじドロ1がとてもよかったので。とりあえず1周読みつつ鉛筆を動かしました。前作は全身を描くことへの恐怖を取り去ってくれました。今作は複雑な服を着た人を大きなかたまりで捉え、単純化して描けるようになってます。カフェスケッチの土台になりそう。何度も練習して血肉にします。2023/06/01