内容説明
日本人は何を身にまとってきたのか?
古代から現代まで、公家社会や武家社会で着られてきた、
日本の「装束」の世界を徹底解剖!!
十二単(じゅうにひとえ)や束帯(そくたい)、直衣(のうし)、
狩衣(かりぎぬ)、水干(すいかん)など、千年以上の昔から
連綿と受け継がれてきた「装束(しょうぞく)」。
宮中や公家社会で用いられてきた色鮮やかな装束は、
武家社会の隆盛や明治時代の洋装化などを経て、現代に至ります。
現代でも、即位礼などの宮中儀式をはじめ、神社や大相撲、時代劇、
古典文学、絵画作品など、さまざまな場面で見たり聞いたり
することも多いはず。
そんな装束の着方や着こなし、ルールを
オールカラーイラストで大図解!
「誰が何をいつ、どんな風に着ていたのか?」
「どんな着こなしをしていたのか?」といったTPOも
わかりやすく解説していきます。
古代から現代までの装束の変遷、古代の中国風の装束から
明治以降の洋装、そして令和の即位礼まで、
各時代の装束の特徴がこれ一冊でマルわかり!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
252
著者の八條忠基氏は奥付の紹介によれば、アマチュアの有職故実研究家のようだ。本書は古代から現代までの装束を図解して一覧できるようにしたもの。「装束」と冠しているように、上は天皇から上層階級の男女の正装を扱っている。したがって、ここにはどの時代によらず、平服は登場しない。せいぜいが略礼服まで。巻末の主要参考文献は、やや淋しいラインナップ。また、本文中の装束の根拠となる出典も曖昧である。学術書ではなく、あくまでも一般向けということなのだろう。なお、装束そのものの絵はいいのだが、モデルの顔がいずれも漫画風なのは⇒2026/08/10
月の実
25
古代から現代までの日本の装束の変遷をイラストで読み解く有職故実の世界。素晴らしいイラストと丁寧に装束の部位名称まで解説されており、時代によっての着こなしや装束の変遷について、とてもわかりやすかった。平安時代初めでは比較的、日常着だった直衣や狩衣、直垂が現代においてはフォーマルな儀式等に使わられる装束に変化していて興味深かった。2026/04/08
びっぐすとん
18
図書館本。またもや解剖図鑑シリーズ。流石は解剖図鑑。今まで読んできた装束に関する本の中では一番説明が良かった。もっと専門的な本も読んだけど肝心の知りたいことが書いてなかったりしたのに、すごく分かりやすい。令和の即位礼のときの衣装の説明まである。礼装に関する本だが、戦国から江戸時代の武家の女性の衣装については何も載ってない。要するに当時武家の女性は公式行事に参加しないから礼装の規定がないということかな。でも大名とか将軍家のお姫様の婚礼くらいは何かあったんじゃないかな。その辺りについて知りたいな。2021/06/05
俊介
17
十二単のようなおしゃれ着から普段着まで、日本の各時代の代表的な装束をイラストで紹介。眺めてるだけで楽しめる本。色の組み合わせのセンスとかほんと凄いなって思う。昔は染料も限られてただろうし、求める色出すのに苦労しただろなぁ。ちなみに、イラストのキャラデザインが現代的タッチで馴染みやすくはあるのだけど、古代にあんな目の大きな人はいなかったでしょう、とは思う笑。いえ古代の人見たことないけど。2021/09/20
綾乃
14
古代から現代までの皇族、貴族、武士を中心とした日本の装束の変遷をフルカラーのイラストで紹介した本。 男性は中国の袍を基準に直衣、狩衣、直垂、水干。女性はも袍から衣袴から袿や裳を纏った姿への変遷、地位と時代によって変わっていく仕立てや着方が分面白いく、令和の即位式や大嘗祭で天皇陛下を初め皇族の方々の着用された装束の紹介もあって勉強にもなったし趣味心をくすぐられた、武家や庶民の装束の流れも見てみたい。 平安時代の女房装束いわゆる「十二単」、重くて動くのが大変だろうけど一度は着てみたい憧れの装束だなぁ~😁2021/07/08




