内容説明
「力道山を刺した男」として事件直後、日本一有名なヤクザになった村田勝志あの日、あの場所にいて、あの男と遭遇した運命……力道山と村田の間にはいったい何が起きたのか?国民的ヒーロー刺傷の烙印を生涯背負った男と娘の激闘譜。世間では父のことを、力道山を刺殺した犯人のように誤解している人が多かった。まるで一方的に父を、力道山殺しの極悪人みたいに決めつけている人が、なんと多いことか。それが彼女には我慢ならなかった。(本文より)傷害致死罪による服役を終えた村田勝志はその後、住吉会の強豪・小林会において幹事長、理事長を歴任。銀座の重鎮として睨みを利かせ、渡世を全うした。昔気質のヤクザそのものの豪快なエピソードとともに、これまで多く語られることのなかった真相が、力道山没後六十年目に明かされる――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナリボー
5
6/10 力道山が刺された前後の事情はつかめたが、内容が劇画調すぎてちょっと口に合わず。収穫だったのは娘がモスマンと付き合っていたことと妾が川口能活や木村拓哉と遊んでいたことを知ったくらい(それもどこまで本当か)。2023/10/17
snakedoctorK
2
力道山を刺した男、村田勝志さんの人生。 漢の物語。2023/09/17
森田健作
1
喧嘩強すぎて草2023/08/13
Hideichi Sekiya
0
力道山は酒癖が悪く、大勢の人に迷惑をかけていたことを本書で知りました。それならばこの様な騒動は起こるべくして起きたのかも?2023/11/04
Toru Fujitsuka
0
昔のヤクザは豪傑だと感じた 実名入りとは驚いた2023/10/18