アメリカ 流転の1950-2010s 映画から読む超大国の欲望

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アメリカ 流転の1950-2010s 映画から読む超大国の欲望

  • 著者名:丸山俊一/NHK「世界サブカルチャー史」制作班
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 祥伝社(2023/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396618025

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内容説明

理想、喪失、そして分断…アメリカはどこへ行こうとしているのか? 欲望の正体を求めて。想像力の旅が始まる――。NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を完全書籍化。番組では放送されなかったインタビューも収録。格差、Black Lives Matter、テロとの戦い、暴力、銃、ポピュリズム…「偉大なる」実験国家の光と影。戦後から2010年代までを、主に映画のスクリーンから証言者のコメントを織り交ぜながら考察する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

86
NHK『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』アメリカ編の書籍化らしいが、この番組、自分は観ていないし、本書を読んでも全体を通しての論理というか思想のようなものは掴みきれなかった。ただ1950年代からのアメリカ映画に、その当時の米国の政治・社会の状況が如何に反映されているか、アメリカの”流転”の現代史を「なるほどネ」と理解した。特にリアルタイムで観た、自分の青春時代と重なる60年代からの映画の背景についての読み解きは大変興味深かった。感受性の衰えた?90年代以降はあまり映画も観てなかったことが良くわかった。2023/05/21

yyrn

26
「歌は世につれ 世は歌につれ」は映画にも当てはまる。いまの感覚で観るとそうかな?と思える映画も、当時の社会情勢をていねいに解説されると、どれもが時代が生み出した映画であり、また映画が時代を象徴していたなとも感じられるのだった。だから国境を越えて多くの人々に支持されたのだろうか?▼【理想の】1950年代は核の脅威や人種差別はあったがアメリカは輝いていた(ように見える)。【闘争の】60年代はそれまでの基準・規範・体制に反発する動きが世の中を動かした。【幻想の】70年代はベトナム戦争、オイルショック、環境問題⇒2023/06/30

Satoshi

12
超大国アメリカの変遷を映画にそって解説する。見ていない映画もあったので、レンタルしようかと思う。物質主義に傾倒している社会は分断が進む。大衆は疑問を抱きつつも、その日を暮らしていく。映画はその日々を様々なテーマで描いていく。2023/04/04

スプリント

12
映画から読み解くアメリカという国の隆盛。 幼少のころ娯楽として楽しんでいた映画もその時の時代を色濃く反映していたのだなと実感。2023/03/22

モルテン

11
「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」のシーズン1アメリカ編の、ナレーションや解説プラスアルファな内容。この本の前に出た、70年代から90年代の解説を抜粋したものより読みやすく面白かった。不思議なことに、前の本を読み終えた時は、すぐにアメリカ人作家による米国舞台の小説を読める気にならなかったのに、この本を読了した時は、ではアメリカは今どうなってるのか、と読みたくなったこと。たぶん、前の本は90年代の先のアメリカの分裂を示されて暗澹たる気分になったのに対して、本書は徹底的に今のアメリカが解説される→2023/07/11

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