内容説明
この本には、
喜び、悲しみ、感動、笑い、
すべての物語がある!
9・11テロで倒壊寸前のビルから主人を救い出したイヌ、
ナチスに翼を撃たれてもレジスタンスを貫いたハト、
ネコ史上唯一、宇宙に飛び立った“スペースキャット”……
英国の人気作家が綴る珠玉のノンフィクション!
私がこの本を執筆したのは、キリンやサイにイヌやネコ、
ネズミにチンパンジー、ウマ、ヒツジ、ブタといった、
ありとあらゆる動物たちをほめ称える方法を見つけたいと思ったからだ。
それはある種の歴史をたどる旅であり、文化、芸術、スポーツ、戦争、
そして現代のライフスタイルの検証でもある。
この本は、彼らの知性や忠誠心、勇敢さ、愛情、美しさを称え、
彼らすべてに捧げるオマージュである。
ここに登場する動物たちは私にとってのヒーロー(主人公)だ。(はじめにより)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
8
ちょっと思っていたのと違ったかな、 いろんな動物たちの素晴らしい姿をたくさん読めたのはよかった。2023/06/30
スプリント
8
ちょっとした良い話から壮大な感動的な話まで様々な動物たちの英雄譚2023/05/04
MOTO
7
読む前から冒頭の写真だけでもう、なんかこみあげてくる。 オウム、犬、猫、馬、羊、ガチョウ、亀、豚、サイ、ゴリラ…。 悪知恵なぞ持たず、欲も無く、本能のままに生きていれば 大事なものは他者と自分の命のみだと悟るのだろう。 全て、だからこその行動。彼らにとっては当たり前の事。 人はその悟りを得る為に遠回りをする。知恵の使い方の問題なのだろうか。 2023/12/07
フロッグ
6
やはり犬・馬が多かったが、意外にも鳩が多かったのにびっくりした。戦争中の話やかなり昔の話まで出てきたのでとても興味深く読んだ。動物の健気な姿に涙が滲んだ。2023/06/06